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「最新」が「一番良い」とは限らない!

こんにちは、らるです。

日々、新しい情報が飛び交っています。

このインターネットの時代
発信者の数は膨大に増えました。

私のような素人でも
こうして世界の人が見られる形で
情報の発信ができるようになったわけです。

これは、多くの人に
発信する喜びを与えるとともに
受信する側も多くの発信の中から
自分に合うものを選べるようになり
双方にメリットのあるものになっています。

発信が届けられるスピードも
本しかなかった時代とは
雲泥の差で、書く→届けるは
本当に1クリックでできてしまいます。

つまり、私達は
常に最新に触れられるようになっている

ということです。

ですが、ここで一つ
気を付ける必要がある

そんな話を今日はしていきます。

最新情報のワナ

最近の発言でありさえすれば、常により正しく、後から書かれたものならば、いかなるものでも前に書かれたものを改善しており、いかなる変更も必ず進歩であると信ずることほど大きな誤りはない。

kindle位置No.395

最新情報! 

なんて言われると
自然と惹かれてしまいますよね。

そこには
「一番新しいんだから
 今までよりも良いはずだ」

という期待が、
少なからず含まれていると思います。

そこに対して
ショーペンハウアーは否というわけです。

最近の発言だからといって
以前のものより正しいわけではない

後から出たものだからといって
前のものを改善できているとは限らない

そう言っています。

一番分かりやすい例は
フェイクニュースかと思います。

最新の情報であるが
誤っているもの
の典型例です。

これを信じてしまえば
痛い目にあうのは目に見えていますよね。

ウソ…とまではいかずとも
後から出た方が良い…とも限らないのは
本も同じ
です。

長年読み継がれる名著がある一方で
新しく出た本の殆どは
すぐに姿を消して
いきます

とはいえ、やはり
「最新」の魅力には抗いがたいものがあります。

では、私達はどうすればいいのでしょうか。

「最新」に翻弄されないために

最新に翻弄されないために
必要なことは、一言でいえば

「距離を置く」
ことかと思います。

具体的には2つのパターン
あると考えています。

一旦、その情報から離れて
時間が経った後に、周囲からの評価を見る

②その情報だけを見るのではなく
一歩引いた視点で、その分野の他の情報も
広く見て、良し悪しを判断する

いずれにしても
最新情報を見る→スグ信じる
は控えておいた方がいい、ということです。

まとめ

最新だからといっても
最も良いものとは限らない

最新情報はいくら魅力的でも
一旦、時間を置くか
他の情報との比較するかして
冷静に見つめなおすことが大切

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