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幸せの本質を考える:自分の人生を肯定することの大切さ
こんにちは、らるです。
今日は幸せについて話していきたいと思います。
成功すると幸せになる。
これは一見、分かりやすい話です。
例えばプロ野球選手としてメジャーリーガーになるとか、
会社の社長になって年収何億円稼ぐようになるとか。
しかし、これって本当に幸せなのでしょうか。
1億円稼ぐことができても、他の人が2億円稼いだら、
自分はどう感じるのでしょうか。
客観的な視点で比較できるようなものでは
どこまでいっても「足りない」まま
なのかもしません。
ここで、『100分de名著』の「幸せ」について考えよう
から引用します。
「いい仕事をしている」という「評価の承認」ではなく、駄目なところも含めて、ただ「あなただから好きなのだ」と言ってくれる。これは「存在の承認」といえます。こうした次元がないと、人生は満ち足りないだろうと思います。
「いい仕事をしている」という評価の承認ではなく、
「駄目なところも含めて、あなただから好き」と
言ってもらえること。
これは「存在の承認」と言えます。
他の人に替えがきかない、
あなただからこそ価値があるということ。
こう思ってもらえたら
満ちたりる
私もそう感じます。
たとえば、仕事ができて評価されることは
嬉しいですが、
本当に大事なのは、自分だからこそいいと
言ってくれる人の存在です。
それが幸せの根本だと感じます。
どうすればそんなふうに言ってもらえるのか。
これは、先日も書きましたが
きっと、愛しかないと思います。
合理的に考えることではなく、感情の話です。
だから、お金を稼ぐことだけに時間を使っても、
最終的には愛に辿り着かないと
幸せは得られないのだと思います。
さらに、『100分de名著』の別の引用です。
他人からは不幸な人生と思われても、その人が自分の人生を振り返るときに、「あれこれいろんなことがあって絶望したこともあったけど、こんないいこともあったし、自分としてかけがえのない出会いもあったから、自分の人生これでよしとしよう」と心から思えれば、それは幸福といってもよいのではないでしょうか。 「幸せとは、自分の生に対する肯定である」──これが、ぼく個人の考える「幸せ」の定義です。
他人から見たら不幸な人生でも、
自分が振り返ったときに
「あれこれあっても
かけがえのない出会いがあった」と
心から思えれば、それは幸福です。
「幸せとは、自分の生に対する肯定である」。
この定義は、私としては
すごくしっくりきます。
誰かに言われることではなく、
自分で自分を肯定できること。
それが幸せだ、という話です。
ここから考えると
他人の評価に右往左往していては
幸福になれません。
常に自分の人生の主導権を握って、
自分を肯定できるかどうか
…が大切です。
もちろん、周りの人と一緒に生きていくのですから
そこはしっかりと良心に従って
ひとりよがりにならないことも
大切です。
ただ、一番大事なのは
最後は自分が自分を肯定できるかです。
「幸せは自分の生に対する肯定である」。
この言葉は胸に刻む価値があると思います。
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