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肉体的側面の刃を研ぐ方法【7つの習慣7-②】

第7の習慣『刃を研ぐ』とは
自分自身という刃を研ぐこと
すなわち、自己投資の習慣です。

この第7の習慣は
自分の人生に対してできる
「最大の投資」である

とコヴィー氏は述べています。

第7の習慣で「研ぐ」対象である
自分自身には4つの側面があります。

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Kindle位置No.6208

肉体、精神、知性、社会・情緒です

今日はこの中から肉体的側面の
話をします。

肉体的側面の刃を研ぐ 


肉体的側面の刃を研ぐとは
肉体に気を配り、大切にすること 
です。

具体的には、

・身体によいものを食べる
・十分な休養をとってリラックスする
・定期的に運動する


…と、とても一般的なことです。

この中で一番難しいのは
きっと「運動」かと思います。

運動は緊急ではなく、重要な
第二領域の活動
です。

第3の習慣がまさに
この第二領域の活動に集中せよ
という話でした。

運動を怠っていると
体調が悪くなりやすくなります。
病気にもかかりやすくなるでしょう。

こうなってしまったら
第一領域…緊急かつ重要な事態
になってしまいます。

「運動する時間がないなんかない」
…と言っていると
実はそれ以上に時間と体力を
費やすことになってしまう

…というわけです。

では、どんな運動をしたらいいでしょうか

コヴィー先生は
特にハードなことをする必要は
ないと言います。

1日30分程度
持久力、柔軟性、筋力の三つを
伸ばすことをやる
ことを薦めています

・持久力
これもまたおなじみですが
有酸素運動が適しています。

早歩き、ランニング、
自転車、水泳、
クロスカントリースキー、
ジョギング
などの運動が
良いとされています。

・柔軟性
ストレッチが最適です。

有酸素運動の前後に
行なうとよいでしょう。

運動の前のストレッチで
筋肉をほぐして、
運動の準備をし

運動の後のストレッチで
筋肉にたまった乳酸を散らし
肉の痛みや張りを防ぎましょう

筋力
シンプルな体操、
腕立て伏せ、懸垂、腹筋運動

ウェイトを使った運動などが
良いとされています。

普段、特に筋力を必要としない
人生を送っている人なら

持久力、柔軟性を伸ばすついでに
少し筋力強化をやる程度で十分
です。

注意事項

よし、肉体的側面を研ごう!
…と思った時に注意する必要があるのは
「やりすぎる」こと
です。

やる気に溢れた人ほど
そうなりやすいでしょう。

これまでまったく運動を
していなかった人は
特に危ないでしょう。

やりすぎると
肉体のあちこちが痛んだり、
怪我をしたりします。

逆効果になるということです。

ですから、いくらやる気があっても
「少しずつ」始めましょう。

ですが、自分の身体と相談しつつ
とにかく実行はしましょう

運動は応急処置ではありません。
長期的スパンで
大きな効果が出る活動です。

少しずつ地道に続けると
心臓と酸素処理系統の機能が向上し、
普段の心拍数が徐々に下がります。

肉体の耐えられる負荷が大きくなって
普通の活動を快適にこなせます。

午後になっても体力が落ちずに
活動することができます。


そして「運動を継続する」ことで
第1の習慣の「主体性」の”筋肉”も
同時に鍛えられます。


運動を継続するということは
運動を妨げるすべての要因に反応せず
健康を大切にする価値観に基づいて
行動する…ということです。

まさに主体的な行動です。

すると、自信がついて、
自分に対する評価や自尊心、
誠実さが大きく高まっていくでしょう。

まとめ

1日30分程度
持久力、柔軟性、筋力の三つを
伸ばすことをやりましょう

体調を崩したり、病気の
リスクを下げられるだけでなく

普段の生活が楽になり
なおかつ主体性も鍛えることができます。

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