見出し画像

哲学って何の役に立つの? 『「最強!」のニーチェ入門 幸福になる哲学』

こんにちは、らるです。

私のnoteでもたびたび取り上げてきた
『哲学』について

そもそも…の話
哲学って何の役に立つの?
という疑問がある人も居るかと思います。

今日は、こちらの本から
この疑問に答えた部分を
紹介していきたいと思います。

さて、出鼻をくじくことを言いますが

哲学を学んでも
ハッキリと、すぐ役立つメリット…
というものはありません。

今から使えるお得なテクニック!
…とか

お金を明日から稼ぐ方法!
…とか

そういったものは
哲学を学んでも得られません。

そういったものは、
最近流行りの本を読む方が
より簡単に得られるでしょう。

じゃあ、哲学を学ぶと
何の意味があるのか?

それは
「生き方が変わる」
ということです。

哲学というのは
単に学問というよりは
生きる態度そのもの
…と言うべきものです。

過去の人が考え抜いた
「生きる態度」を
学ぶとどうなるか

それを、著者はこう言っています。

まず、いま自分が信じている常識が打ち砕かれ、「絶望」する。

Kindle位置No.140

絶望…なんて言われると
勘弁してくれ…と思ってしまいますが

もちろんこれだけでは終わりません。

その次に、「だからこそ常識にとらわれず自分の頭で考えて、積極的に前向きに生きていこう」、そう思えるようになる。

Kindle位置No.142

こちらが、本当の目的です。

・常識に縛られない
・積極的で前向きに生きられる

哲学を学び、実践すれば
生きる態度がこう変わっていく

というわけです。

変わる必要が無い と思えるくらい
今が幸せなら、特に学ぶ必要はありません。

ですが、たとえば

周りの目が気になって
心を病んでしまっている

親から言われた通りに頑張って来たのに
なんだか虚しさを感じてしまっている

周りからよく見られたいのに
中々評価されなくてモヤモヤしてる

こういった人たちにこそ、
哲学が必要なわけです。

特に、ニーチェの哲学は
「前向きな生き方」を身に着けるのに
適したものだ
と、著者は言います。

今に不満があり
幸福を目指して変わりたい…

思う人に哲学は必要なものです。

私自身もそう思う一人です。

なので改めて、ニーチェの哲学を
学んでいきたいと思っています。

これからも、ニーチェ哲学の紹介は
続けていきたいと思いますので
興味のある方は、今後のnoteも
読んでいただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?