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主体性を身につける たった1つの方法【7つの習慣⑨】

これまで、7つの習慣の第1の習慣
『主体的である』の話をしてきました。

今日で第1の習慣の説明は最後です。

『主体的である』
他の6つの習慣の軸にもなり
最も重要なもの
です。

これだけでも
身に着けているのと
いないのとでは
人生に雲泥の差が出る
でしょう。

今日は、その「主体性」を
どうやって身に着けるか

具体的な実践方法を
説明していきます。

方法は1つです。

約束し、それを守ること

です。

主体性:三〇日間テスト

 日常の平凡な出来事の中でも、人生の大きなプレッシャーに主体的に取り組む力をつけることはできる
(中略)
 三〇日間、自分の主体性を試すテストに挑戦してみてほしい。実際にやってみて、どういう結果になるか見るだけでいい。三〇日間毎日、影響の輪の中のことだけに取り組むのである。小さな約束をして、それを守る。
(中略)
 自分の欠点を正当化しない。間違いを犯したら、すぐに認め、正し、そこから教訓を得る間違いを他者のせいにしない。自分がコントロールできることに取り組む。自分自身に働きかけ、「ある(be)」ことに取り組む。
(中略)
 問題は「外」にある、そんな考えが芽生えたら、すぐに摘み取ってほしい。そう考えることこそが問題なのである。
(中略) 
 サミュエル・ジョンソン(訳注:英国の文学者)の言葉を借りよう。「満足は心の中に湧き出るものでなければならない。人間の本質を知らない者は、自分自身の人格以外の何かを変えて幸福を求めようとするが、そのような努力が実を結ぶはずはなく、逃れたいと思う悲しみを大きくするだけである」
 自分は責任ある(反応を選択する能力)人間であると自覚することが、自分自身の効果性の土台となる。そして、これから取り上げる習慣の土台となるのだ。

Kindle位置No.2016

小さな約束をして、それを守る

では、何を約束するか、と言えば

「影響の輪」の内側に事に取り組む
ことを、です。

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人は関心のあることが
色々あります。

その中で
「自分ではどうにもらないこと」
(他人の振る舞い、
物事の結果、過去の過ち…)
に時間を使ってしまいがちです。

そうではなく
「自分でどうにかできること」
=影響の輪の中
に集中する
んです。

例えば、

反応的な言葉遣いをやめて
主体的な言葉に変える


というのも、その一つです。

どんな言葉が「主体的」かは
↓のnoteで紹介しています。

反応的な言葉を
主体的な言葉に変える…というのは
例えば…

「ホント、アイツ、頭にくるなぁ…」
→「頭にくるけど私は気持ちを抑える」

 
「これをやらなきゃいけないんだ」
→「私は自ら最善を考えたうえで
  これをやることを選ぶ」

といった感じです。

外から受ける刺激は同じでも
その時「自分はどうするか」に
集中して出す言葉が
「主体的な言葉」
です。

このテストでやることは

影響の輪の中のことに集中する
その中のことを約束して、守る

その上で

自分の「影響の輪」が
つまり「自分がどうにかできること」
どう変化していくかを見る
ということなんです。

見るだけ なんです。

何か具体的な結果を出せ!
…ということではありません。

「結果」というのは、
影響の輪の外にあるものですから
コントロールできません。


「結果」は原則に沿って
起こるもの
です。

ですから、
「原則に沿った行動」をとれば
「望ましい結果」が出やすい
ということになります。

だから、このテストは
「主体的である」という習慣が
原則に沿ったものであるのか…
つまり「望ましい結果を導くのか」
をテストする

…ということになるんです。

「主体的である」行動は
本当に原則に沿ったものなのか

それを「自分の影響の輪」の
観察を通じて実感する
ということです。

まとめ

「主体的である」を身に着けるため
主体性30日間テストをやってみよう。

影響の輪の内側に集中して
小さな約束をし、それを守ろう

そのとき、自分の影響の輪が
どう変化していくのかを
観察しよう。

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