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精神的側面の刃を研ぐ方法【7つの習慣7-③】

刃…すなわち自分自身を研ぐ
ということが、第1~6の習慣の
実現には必要です。

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ですから、
この7つの習慣の全体図では
第7の習慣は他全ての習慣を
取り囲むように位置
しています。

そして第7の習慣『刃を研ぐ』には
4つの側面
があります。

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4つの側面全てをバランスよく研ぐ
これが必要になってきます。

前回は肉体的側面について
お話をしました。

今回は精神的側面です。

この『精神的側面』の話は
4つの中でもっとも
何をすると良いかが
人によって変わるものだと
私は思います。

第2の習慣
『終わりを思い描くことから始める』にも
通じてくることなのですが
あなたの核である『価値観』を
守り抜くためにすることだから
です。

著者のコヴィー先生にとっては

『毎日聖書を読み、祈り、瞑想すること』
が精神的側面の刃を研ぐことでした。

それは、コヴィー先生にとって
聖書が価値観の核をなしていたからです。

ですが、特に何かを読むことに
拘る必要はありません。

自分の『価値観』に向き合うことが
できれば、具体的な行動は
なんでもよいのです。

例えば

・偉大な文学や音楽に没入する
・雄大な自然と対話する
・信じる神に祈りをささげる

といったことでも良いわけです。

とにかく、
「自分の最も深い部分と向き合う」
ということができる方法を
自分なりに探す
ことが必要です。

ちなみに、私自身は
近所の並木道を散歩しながら
物思いにふけることがが
この精神的側面の刃を研ぐ活動に
なっています。


この第7の習慣『刃を研ぐ』全体に
言えることですが
これは「重要である」が「緊急でない」
後回しにしてしまいがちですが
必ず必要な第Ⅱ領域の活動です。

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自らの価値観に向き合うということは

自分がこれからどこに向かいたいのか
今向かっている方向は合っているのか

それを確認するプロセスになります。

自らにリーダシップを発揮する
という行為です。

精神的側面の刃を研ぐ…というのは
行きたい先を見つめなおす時間をとること
という意味でもあります。

人生の究極の目的を見つめる時間をとり
一層強く、自分の意識にそれを刷り込み
決意を新たにしながら日々を過ごす。

重要でないことに流されそうになる
「自分との闘い」に勝つため

必要な行動だと言えると思います。

まとめ

精神的側面の刃を研ぐ行動は
各人によって異なっている。

・聖書を読む
・祈る
・偉大な文学に触れる
・偉大な音楽に触れる
・自然と対話する
…など、方法はなんでもよい。

とにかく、
自分の最も大切にする価値観と
向き合う時間をとることが
大切である。

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