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第7の習慣『刃を研ぐ』とは【7つの習慣7-①】

ここまで、第1~6の習慣を
紹介してきました。

第1~3の習慣によって
「私的成功」
自分個人としての成功を成して
依存→自立の段階となり

第4~6の習慣によって
「公的成功」
他の人とシナジーを生み出す
公的成功を成します

シナジーを生み出すことが
ここまでの習慣の目的だった
ということもお話しました。

では、第7の習慣とは
どういう習慣なのか?

ここでもう一度
7つの習慣の構成を
見てみましょう。

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Kindle位置No.1217

図を見ると分かる通り
第7の習慣は
他の全ての習慣を
取り囲んでいます。

第7の習慣は
他の第1~6の習慣を実現可能とするため
あなた自身の価値を維持し高める
ことを目的にした習慣です。

「刃を研ぐ」とは?

森の中で、必死で木を切り倒そうと
している人に出会ったとしよう。

「何をしているんです?」とあなたは聞く。

すると男は投げやりに答える。

「見ればわかるだろう。
 この木を切っているんだ」

「疲れているみたいですね。
いつからやっているんですか?」
あなたは大声で尋ねる。

「もう五時間だ。くたくただよ。
 大変な仕事だ」

「それなら、少し休んで、
 ノコギリの刃を研いだらどうです?
 そうすれば、もっとはかどりますよ」
とあなたは助言する。

すると男ははき出すように言う。
「切るのに忙しくて、
刃を研ぐ時間なんかあるもんか!」

Kindle位置No.6197

第7の習慣の冒頭には
このようなたとえ話が
紹介されています。

男に必要なのは
一旦木を切ることをやめ
刃を研ぐことである

というのは分かってもらえると
思います。

私たち自身に置き換えて
この話を考えてみましょう。

日々の課題(木)を切るための
刃(自分自身)を十分に研いで
いるでしょうか?

また、刃は一度研げばいい
というものではありません。

日々、研ぎ続けているでしょうか?

人間をつくる4つの側面

あなた自身という刃を研ぐことの
大切さはわかっていただけたと
思います。

では、具体的には何を研いで
いったらよいのでしょうか?

コヴィー氏は
人には4つの側面があるので
それぞれをバランスよく
研いでいく必要がある
…と言っています。

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Kindle位置No.6210

肉体
精神
知性
社会・情緒

この4側面です。

次回からは
それぞれの側面に対し
どういったことをしたら
良いのかを紹介していきます。

最後にもう一度
刃を研ぐことの意味を述べている
部分を引用しておきます。

「刃を研ぐ」ことは、自分の人生に
対してできる最大の投資である。

自分自身に投資することだ。
人生に立ち向かうとき、
あるいは何かに貢献しようと
するときに使える道具は、
自分自身しかない。
自分という道具に投資することが
「刃を研ぐ」習慣
なのである。
自分自身を道具にして成果を出し、
効果的な人生を生きるためには、
定期的に四つの側面すべての
刃を研ぐ時間をつくらなければならない。

Kindle位置No.6228

まとめ

第7の習慣『刃を研ぐ』は
第1~6の習慣を実現可能と
し続けるための自己投資の
習慣である。


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