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変化の時代だからこそ、大切なのは… 【バランス思考】

こんにちは、らるです。

現代は、変化の激しい時代だと
言われています。

この十数年で技術は飛躍的に
進歩し、今後もこの流れは
さらに加速していくでしょう。

車が空を飛んだり
平均寿命が100歳を超えたり
動物を殺さなくても肉が食べられたり
(培養肉の技術で…)

そういった時代も
そんなに遠い未来では無いでしょう

こんな環境下ですので
企業もこれまでとは
大きく変わっていく必要
があります。

大きく変わっていく必要があるのですが
実は、その時にこそ大切なのは

「最も”変わらない”もの・こと」
なんです。


パーパス経営

 近年、「パーパス(purpose)経営」が注目を浴びています。
 パーパスとは、一般に「目的、意図」と訳される言葉です。経営戦略やブランディングのキーワードとして用いられることが多くなり、「会社がなぜ存在するか?」その存在意義や想いをあきらかにし、それを基軸に据えようという動きが、パーパス経営です。
(中略)
 企業が大きな変革を進めていかなければならない中、変革推進の拠りどころがなければ、変革が本当に良いことなのか、自分の大切にしているものが失われるのではないか、と多くの人が不安を感じます。リスクやデメリットが頭に浮かべば、変革は進みません。
 そこで、みなが共感できメリットを感じられる、変革推進の拠りどころが力を発揮します。
 拠りどころとなるものは、「最も変わらないもの・こと」であり、みなが会社のパーパスに共感できメリットを感じられれば、安心感が変革を後押ししてくれるのです。

高砂哲男 ,バランス思考――不安定な社会で成果を手にする,P197

変わろうとするとき、
しっかりとした拠りどころが必要

この気持ちは多くの人が分かると思います。

個人的なことに当てはめても
同じだから
です。

例えば、
「健康を第一にする」という
絶対の目的があった
として

ダイエットをするために
炭水化物中心の食生活を変えよう

…なんてことを考えたとしましょう。

炭水化物には美味しいものが多いので
この変化には大きな負担が伴います。

「そこまでしなくてもいいんじゃないか」
というような気持ちも出てくるでしょう。

しかし、ここで、目的=パーパスが
しっかりとしていれば
「健康のためなんだから、やるんだ」

しっかり決意ができるはずです。


企業のような「集団」になると
目的=パーパスを皆が意識しないままに
「ただ目の前のことをやる」
だけの状態になりがち
です。

ですから、
企業全体としては変化が必要
…となっても
「今まで通りの方が楽だから、
 このままにしてほしい!」

…という声の方が強くなってしまうんです。

そんなときに、もし、しっかりと
パーパスが集団の心に根付いていれば
「パーパスの達成のためには
 この変化は必要なものだ」
…と、変化を受けいれられるようになります。


大事なのは

個人でも、企業でも
変わらない目的=パーパスを
しっかりともつこと

なんです。


あなたのパーパスは何でしょう?

あなたが属する組織…または
属そうとする(入社試験を受けようとする)組織の
パーパスはなんでしょう?

そして、その2つのパーパスは
重なりうるものでしょうか?

もし、重ならないのなら
あまり幸せな結果にはならないかもしれません。

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