鼻くそを食べなくなったことが今の自分を少しだけ支えている。
小学生2年くらいの時に、自らの意志を持ってはっきり鼻くそを食べることをやめた。
それまでは、無意識で全自動で食べていた。鼻をほじれば鼻くそを食べる。取れた鼻くそに一瞥もくれずに指ごと口に差し込む。あまりにも無意識なので、やってはいけないとか恥ずかしいとかもなく、ほじっては食べていた。
きっかけは思い出せないけど、鼻くそを食べるに対して、僕は何してるんだろってふと思った。大人は鼻くそを食べてない。お兄さん、お姉さんも食べてない。一部の友達も食べてない。じゃあなんで自分は無意識に