一本杉

一本杉のように 生きてきた

世間様にいまは 迷惑をかける

自分が悲しいと 患者さんがいった

人は関わり合いの中で生きている

いまは誰かに支えられてても

それはいままで誰かを支えてきたから

生き続けることで また 何らかの形で

人の役にたっている

自分は気づかなくても

花粉をめしべに運んでくる みつばちのように

世間は そんな 目に見えない 助け合いで なりたっている

そういうことを 伝えられる 医師でありたいと思う

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