精神科医らら

精神科医として田舎の病院で勤務してます。ピラティスインストラクター•アロマテラピストで…

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精神科医として田舎の病院で勤務してます。ピラティスインストラクター•アロマテラピストでもあります。また、子育て奮闘中の一児の母です。仕事に子育てに、自分の美容健康に、日々邁進しています。何事も糧に、伸びしろに、世の為人の為、仕事は超効率化、がモットーです。作家や歌人に憧れてます。

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一本杉

一本杉のように 生きてきた 世間様にいまは 迷惑をかける 自分が悲しいと 患者さんがいった 人は関わり合いの中で生きている いまは誰かに支えられてても それはいままで誰かを支えてきたから 生き続けることで また 何らかの形で 人の役にたっている 自分は気づかなくても 花粉をめしべに運んでくる みつばちのように 世間は そんな 目に見えない 助け合いで なりたっている そういうことを 伝えられる 医師でありたいと思う

    • 修行

      人生は、修行の連続だと、頭ではわかっていて、努力も続けているはず。 それでも、自分のコントロールの範疇を超えて不安になったり、悲しくなったり、イライラしてしまったり、時に怒りや憎しみを消すことができなかったり。。 そういう感情を抱く事自体が罪だとわかっていても、まだまだ乗り越えられない壁が沢山立ちはだかっている。 まるで自分の能力の範疇を超えた登山の絶壁のように。 そんなとき、ただ、ただ、多分、自分のやり場のない感情を昇華するために、自動的に涙を流すのであろう。

      • 救い

        絶望の淵に 立たされたとしても 世の中全部を否定して 自分まで真っ黒になって しまわなければ 人を信じる事を 少しでも続けることができれば 一縷の救いの光は 差し伸べられるはず そう信じている

        • もちつもたれつ

          予測もつかない 困難が 突然 襲ってきて 混乱して 打ちひしがれ どうしていいかもわからず ただただ 涙が止まらなかった あの日 大丈夫だよと 優しく 肩を抱いて 胸で泣かせてくれたのは あの人だった 大丈夫 なんとかなるよと  その言葉で 四面楚歌に立たされた 私が どんなに 救われたことか とっくに精神を病んでもおかしくない状況で この世に 留まらせてくれた 優しい わたしの 取り残された 日溜り 沢山ありがとう  沢山ごめんね 突然魔に襲われた あ

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        記事

          ごめんねとありがとう

          沢山のごめんなさい 沢山のありがとう 喧嘩しても  踏み出しては いけないラインがある 肝に銘じていこう 常に 一番 味方であること どんな状況でも そのメッセージを 忘れずに  一番の 味方で あり続けるから 安心してね

          ごめんねとありがとう

          困難なときの対処法

          困難なことに ぶちあたったとき 自分のプライドも生き方も ズタズタにされるような 理不尽な思いを 抱えた時 怒り 恨み 当然生じる感情を 乗り越えて 低いレベルの次元の感情にとらわれないと 自分の格をあげることで より自分を成長できる そんな人に 私はなりたい

          困難なときの対処法

          謙虚な心

          謙虚な心を 忘れないようにしよう どんなときも きっと 同じ物事でも 切り口が柔らかければ すっと相手に受け入れやすかったり きっと するはず 優しい心を 優しく 表現できるような 謙虚な人になろう

          嫌われる勇気

          優しく強く 生き延びていくためには 切り捨てていく 覚悟が必要 神様ではないので  自分が右頬を殴られたら 左頬を差し出す精神では 神経がもたない 本当に必要とされている空間で 最大限に優しく強く輝ける 覚悟が必要 必要以上に他人を傷つけない 配慮をしながら

          嫌われる勇気

          闇に引きづられそうな 真夜中 胸の痛みで 慟哭が止まらなくなった 色んな人の念に  胸が凍てつかれる 不条理な世の中 しかし 反省すべきところは反省して 未来に立ち向かっていかねばならない

          胸の痛み

          人は誰しも 何らかの 痛みや重荷を引きずりながら 生きている 無理にそれらを 手放す必要もない それは あなたの生きていた証だから 過去も痛みも不安も 全部ひっくるめて 貴方を包み込んで 溶かして 浄化したい そんな力を持ったひとに 私はなりたい 貴方の痛みは 私の痛みでもある 忘れないで

          バタバタ

          バタバタバタと 過ぎていく朝 足を絡めて ハグして 我が子と戯れるのも 束の間 子供の支度 時間との戦争 あどけない 可愛い おしゃべりも 殺気立った 忙殺の時間には 聞く余裕も 持てない ねえ ママ ねえ ママ いつまで 娘の言葉で 語りかけてくれるのだろう この 貴重な 宝物の時間を もっと ゆとりのある 心で 受け止められたら

          大海原

          大海原で 波に揉まれて なんとか 絶え絶え 生きてきた きっと そのうち 沈んでいたと思う 流木が 流れてきて 助けを求めることが できなければ、、 仮面を被って まるで 度量が大きいように ポーカーフェースで 仕事をこなす 柔らかな心の傷つきは あなたにだけ みせられるから

          スプートニクの恋人

          万有引力の法則では 説明できない ふしぎな ふしぎな 吸引力が 働き 私たちは この広い宇宙で 巡りあって 瞬く間に 恋に落ちた 恋が愛に変わるのに 時間はかからなかった スプートニクの恋人のように この広大な 孤独な宇宙のなかで ずっとふたり 不思議な吸引力で 結び付けられたまま 回転していこう きっとね

          スプートニクの恋人

          以心伝心

          離れてたって 以心伝心 そういえば 昔 そんな歌が 流行ったな うん わかる でも やはり会いたい

          鎧をかぶって いままで なんとか 生きてきた 生き延びるために むき身の心を晒して生きるには 世の中は あまりに 過酷で 無理解過ぎたから 防備を解くことは できなかった 生き延びるために 小さな命を 守り続けるために 鎧の下の わたしの柔らかなこころは どんどん どんどん 縮まって 硬く 拘縮していっていた あなたが ようやく 鎧を 取り払ってくれた 自ら わたしに 庇を 与えてくれるから 安心して わたしは 本当の 自分で 勝負していく 世のため

          琴線

          思わぬところで ふいに 心の琴線に 触れる 心と心の交流 不覚にも 通勤中の 戦闘モードなのに 涙が止まらなくなってしまった きっと こんなふうに ずっと あなたは わたしの こころに かさぶたで かろうじて 塞いでいた 深い穴を 時折 ふとした優しい言葉で はがして 気づかせて 癒して 浄化して いってくれるんだね これからも ありがとう