日本で哲学者と名乗るオリエンタリスト

 日本で、哲学者(なんでも言えるかもしれない)と宣う連中は、だいたい、西洋の思想を我が物顔で語るオリエンタリスト共の群れです。彼らは哲学をやっているのではない。他人の「哲学」を偉そうに語る解説者に過ぎません。まともに哲学をしている人は、京都学派の「無」の思想や日本土着の思想について徹底的に研究している人くらいでしょう。それ以外は、西洋のルールを使って、日本を物差しで測ろうとするオリエンタリストどもの群れです。彼らは、他人のまた、土壌の違う合わないことをなんでも日本に適応し、「合わない(当たり前ですよね)」と批判する傲慢で、かつ、中身のない人たちです。彼らは、なにも自らの土台なんて見えていないのです。他人の思想で、思想哲学を語るのは、恥以外のなにものでもありません。彼らも、それを知ればいいのですが。ダメか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?