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梅雨のだるさを吹き飛ばそう!避けるべきNG生活習慣

梅雨の季節がやってくると、なんとなく体が重く感じたり、だるさが増したり、気持ちまで沈んでしまうことってありませんか?実は、湿度の高い梅雨の時期には、こうした不調が起こりやすいんです。それに加えて、だるさを増すNG生活習慣をしていると、さらに症状が悪化してしまうことも。今回は、梅雨のだるさを予防するために避けるべき生活習慣について、看護師・薬膳師としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。

1. 起きてすぐ寝具をたたむのはNG!

私たちは睡眠中にコップ1杯程度の汗をかきます。特に湿度の高い梅雨の時期には、起きたばかりの寝具には湿気がこもりがちです。この湿気がこもったままの布団で休むことは、だるさの大きな原因の一つ。湿気が皮膚から吸収され、体が余分な湿度を取り込んでしまうためです。

対策: 起きてすぐに寝具をたたむのではなく、出かける前にたたむようにしましょう。また、湿気は部屋の下の方に溜まりやすいので、床に布団を敷くよりもベッドを使う方が湿度の低い環境で休むことができます。ベッドが難しい場合は、布団を干したり、布団乾燥機を使って除湿を心掛けましょう。

2. 活動量が減るのはNG!

湿度の上昇と共に水分代謝が低下しやすく、これが心と体の重だるさに繋がります。雨が降ると外出が億劫になり、活動量が減ってしまうことも多いですよね。しかし、体を動かすことで筋肉のポンプ作用が得られ、水の巡りが良くなります。活動量が減ると、体内に余分な湿気が溜まりやすくなります。

対策: 屋内でもできる軽い運動やストレッチ、ヨガを取り入れてみましょう。また、入浴でじんわり汗をかくことも効果的です。これにより体内の余分な水分を排出し、だるさを軽減できます。運動や入浴は気晴らしにもなるので、一石二鳥です。

3. 冷たいものの摂りすぎはNG!

夏が近づき、気温の上昇と共に冷たい飲食物が美味しい季節がやってきます。少量楽しんだり、温かいものと一緒に摂るなど、量を調整しながら楽しむのは問題ありませんが、梅雨時の湿度は胃腸を弱らせることが分かっています。

対策: 「食欲がわかないから、さらっと食べられる冷たいものを選ぶ」「冷たい野菜、フルーツジュースで朝食を済ませる」といった状況は、胃腸の不調を招き、だるさを悪化させます。梅雨時はだるさを防ぐために、胃腸に優しい温かい食べ物を選ぶようにしましょう。

おわりに

雨が多いとジメジメして気持ちが晴れないことも多いですが、NG生活習慣を遠ざけ、心と体を整えて梅雨の時期も元気に過ごしたいですね。適切な生活習慣を取り入れることで、梅雨のだるさを軽減し、快適な毎日を過ごすためのヒントになれば幸いです。

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