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『推し、燃ゆ』読了しました!


宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』、
読了しました!

こちらの本は大変話題になり、
今は文庫化もされて気になって読んだ方多いかも!

今や「推し活カフェ」が増えたり、
推しカラーに合わせて購入できる雑貨が発売されたり、
「推し」という存在がいることが
当たり前のような社会現象にもなっていますね。

この記事を読んでくださっている方は「推し」という存在いたりするのかな?いたらぜひ教えてください(^^♪気軽に推しのエピソード、コメントに書いてくださったらうれしいです♡


《 あらすじ 》
主人公のあかりはままならない生活を送っているが、
男性アイドル真幸を推すことに唯一の生き甲斐を感じていた。
その真幸がスキャンダルを起こして炎上することからこの物語は始まる。


《 感想 》
●私は今までアイドルを推してきたことが合計で10年以上はあるぐらい、
「推し」という存在が人生で欠かせなくなっている人間だ。
なので、主人公のように自分のことがままならない生活だとしても推しが生き甲斐となる気持ちが、かなり共感できた。

●そしてこの小説のテーマでもある"炎上"
この本を読んで数年前推しが炎上した時の気持ちを思い出した。推しへの容赦ない攻撃的な言葉の数々に対する湧き上がる怒り、誹謗中傷している人たちに正論をぶつけたくなるが推しの気持ちを考え穏便に踏みとどまる時のあの感覚。この本では推しが炎上したらどうなるかの過程が非常にリアルに描写されており、その時の主人公の心情も描かれておりぜひ注目していただきたいポイントである。

●誰かを推す、すべての人に、
どこかしら、あるいはすべてにおいて共感できる部分があると思うのでこの本をおすすめしたい。

●決して綺麗ごとのように書かず、現実感あり、「推し」がいる人の心を強くうつ名作だと思っている。

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