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『夏美のホタル』読了しました!


夏といえばやっぱりこれが読みたくなると
紹介している方が多い印象の


森沢明夫さんの『夏美のホタル』、
読了しました!


これを読めばきっと里帰りがしたくなる、
そんな一冊ですね。



《 あらすじ 》

写真家志望の大学生、相羽慎吾。卒業制作間近、彼女の夏美と出かけた山里で、古びたよろず屋「たけ屋」を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子、ヤスばあちゃんと地蔵さんに温かく迎え入れてもらえた慎吾たちは、夏休みを「たけ屋」の離れで暮らすことに。
夏空の下で過ごす毎日は飽きることなくシャッターを切らせる。やがて、地蔵さんの哀しい過去を知った慎吾は、自らできることを探し始めるが・・・
心の故郷の物語。

裏表紙から引用。



《 感想 》
●田舎ならではの川遊びの仕方や食材の取り方・料理の描写がとても良くてそれがどんどん読みたくて読み進めていた。
●地蔵さんとヤスばあちゃんのキャラに本当に癒されて、自分の祖父母を思い出し今すぐ会いたい~~ってなる。そして、物語の終盤、大切な人のそばにいることの大切さに改めて気づかされる、メッセージ性のある深い小説でした。

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