見出し画像

【シャニマスユーザー向け】2020年ごろのシャニマスや七草にちかのシナリオが好きな人はトラペジウムを観に行って欲しいという話【トラペジウム感想-前編-】


1.はじめに

 1つのコンテンツ(トラペジウム)に対して他のコンテンツ(シャニマス)を絡めて感想を話したり評価する、というようなことをあまりしたくないんですが、この記事でだけは許してください。
 何故ならば、僕がトラペジウムを観ている時、シャニマスのシナリオを読んでいる時と同じ脳の喜び方をしていたので。

 また、本記事はシャニマスユーザー向けの記事となり、逆に後述の後編記事ではトラペジウムを観た人向け感想を語りながら、シャニマスのこういったところがトラペジウムと重なる部分がある、といった話をします。

 ちょっとぶっちゃって申し訳ないんですが、経営マーケティングには『刺さる人には刺さる』を追求して展開するっていう戦略がありまして、そういう部分でもシャニマスのシナリオとトラペジウムってニッチャー戦略寄りで似てるよなぁ、と思ったり思わなかったり。
なので、シャニマスのこの辺りが好きならトラペジウムのこの辺りが好きなんじゃないかという相関がある程度存在すると信じて、この記事を書いている次第です。

経営マーケティング上でのトラペジウムとシャニマスの位置?(個人の主観なので悪しからず)

 後編記事ではトラペジウムのネタバレ盛り盛りになる予定なので、シャニマスユーザーの方々はトラペジウムを観てから後編記事は読んでください。
 この前編記事では、トラペジウムのあらすじ程度のネタバレはありますが、深いネタバレはありません。

 なんかここまで書いちゃうとめっちゃくちゃステマっぽいっすね。
まぁこんな実績も知名度もない奴にステマなんて頼まないだろってところと、両公式、界隈にさえ迷惑をかけなければ僕をステマ野郎と罵ってもらっても結構です。
それくらい個人的に良いと思った作品で、note記事を書きたいくらい熱量が高まっているので。

2.トラペジウムってどんな話か?

『トラペジウム』キービジュアル 公式サイトより引用
『トラペジウム』あらすじ 公式サイトより引用

 シャニマスで例えて、怒られるのを承知で雑比喩表現するんですが、七草にちかのようなアイドルに強い憧れを持つ普通の女の子「東ゆう」が、自身もメンバーに加える形で人工的にノクチルを結成し、アイドルを目指す。といったお話です。(もちろん全部が全部そうというわけではありません。)
 また、シャニマスよりは少し濃い味付けの物語でもあり、人によってはフィクション感を強く感じてしまうかも。
 しかし、キャラクターの言動や描写には基本的に納得性があり、各キャラクターの等身大の『生きてる感』は存分に感じ、ほとんどの描写が共感や理解できるものになっていたと思います。

『東ゆう』 公式サイトより引用
『七草にちか』 シャニマス公式サイトより引用
『ノクチル』 幼馴染4人で結成されたユニット

3. トラペジウムのどんなところがシャニマスと似通っているのか

 2020年ごろのシャニマスのシナリオの話をします。この頃のシャニマスのシナリオって
『アイドルって楽しいだけじゃなくて、苦しいことや辛いこと、時にはアイドルとして矢面に立つことで心無い言葉で傷つけられてしまうこともあるよね』
っていうのを多く表現してきたと自分は認識しています。(『階段の先の君へ』や『流れ星が消えるまでのジャーニー』のようなほっこりするようなシナリオもありますが、そっち方面の損得の無い人間関係の良さ、というようなエッセンスも少なからずトラペジウムからは感じました)
 それでもなお、アイドルの道を選んだ彼女たちが、それにどう向き合っていくのかというものが、この時期のシャニマスで伝えたかったメッセージなんじゃないかなぁ、と個人的には思っています。

2020年頃のシャニマスのシナリオ群

 ただ、ノクチルに至ってはあまりその部分を軸にはせず、アイドルに対する向き合い方や価値観の違い、多様性も表現したシナリオも多くあったと思います。(『天塵』『アジェンダ283』等)

 これらの『価値観の違う人間同士の交流』というような要素も、トラペジウム全編を通じて感じました。
まぁ僕が感じたってだけなので、他の方から見るとそうでなかったり、めっちゃ的外れなこと言ってんじゃんって思う方もいるかもしれません。
ただ、僕は感じました。

4.終わりに

 短いですが、この記事自体はこれで終わりです。
あまり語ってしまうとトラペジウム本編のネタバレになってしまうので。

 ここまで読んでくれた人の中で、少しでもトラペジウムに興味が湧いた。という人はあまりネタバレを摂取しない内にトラペジウムを観に行くことをおすすめします。6月には上映終わっちゃう感じもありそうなので。
 みなさんも、もしトラペジウムを観に行ってくれるのであれば、その時に感じた初見の感想というものを大事にしてくれると嬉しいです。
 結果として『面白かった』『つまらなかった』『よく分からなかった』『この記事で言ってること全部的外れじゃん』と、観た人によって感想が分かれるのは当然の賛否両論映画になっているとは感じます。
このnoteに対する批判も受け付けます。(プレ垢じゃないのでコメ欄開放はできないですが)
 ただ、少なくとも僕個人としては『めちゃくちゃ面白かった』映画でした。

それでは、皆さんがトラペジウムを観た後、後編の記事でまた会いましょう。

おそらくトラペジウムの内容に一番近いシャニマスの台詞

関連リンク

・トラペジウム 公式サイト

・アイドルマスターシャイニーカラーズ 公式サイト


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?