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ロンドンは今?🇬🇧

こんにちは。

週初めはいかがお過ごしでしょうか?ヨーロッパ諸国ではイースターホリデーと言って、先週金曜日から4連休の人が多いようです。ほとんどのヨーロッパ諸国がロックダウンですので、この4連休は逆に仕事ある日と休みの日のオンオフがうまくできず、精神的に参るような人もいるようです。

ロンドンではロックダウンとなり3週間が経ちました。ロックダウン直前の数日間とその後1週間はピリピリした空気が漂っていました。スーパーに買い物に行く時に人とすれ違う際は相当の距離をとり、同じフラットに住んでいても挨拶もしない感じでした。

先週ぐらいからでしょうか、道を歩く人もこのロックダウンに慣れてきて、公園に散歩をしに行っても、比較的穏やかな雰囲気を感じられるようになりました。逆に心配なのは、道ですれ違う際に今はあんまり距離を置かなくなったのと、マスクをする人が少なくなってきている点です。

平日のロンドナーといえば、朝6時〜8時の間に起きて、9時ぐらいにオフィスへ行き、5時か6時ぐらいにオフィスを出る。その後、帰り道で夜と翌朝食べるものを調達して、ディナータイムとテレビや映画なんかを観てリラックスタイムを過ごす。もちろん、朝の出勤前や夕方オフィス出た後にジム行ったり、ジョギングなんかもロンドナーはよくしています。週に1回ぐらいのディナーを友人と入れることもしばしば。また、30分で一杯のビールをパブで帰り際に飲んでいくのもロンドナーですね♪

この平凡な生活がロックダウン以降はガラッと変わりました。朝は少し遅くなり、軽く朝食を取った後に、パソコンを開けて業務スタート。先週なんかはらんまーるの同僚は9時半過ぎから始める人が多かったです。そのあと、1時前ぐらいからランチを取り、夕方は5時か6時ぐらいまで仕事。ただ、最近は業務効率が落ちてきており、また、進捗キャッチアップミーティングをするため、6時半過ぎまでやることもしばしば。

仕事の後は近くを散歩したりジョギングしているロンドナーが多いです。夕方6時ごろに外を散歩すると、ロックダウンで一日中部屋に閉じ込められた生活からの解放感が顔に滲み出ている人を多く見かけます。この表情を見るとらんまーるもほっと心が落ち着きます。今は辛抱だ、と。

先週はエリザベス女王の自身5度目の全国民向けスピーチ、そしてボリスジョンソン首相のコロナ感染→集中治療室→退院、と立て続けにコロナ関連のニュースが続きました。タイミングが良いのか悪いのか、エリザベス女王のスピーチは丁度イギリス国民がロックダウンの精神的疲れとストレスが限界に達しそうなときに行われ、改めてイギリスやらないかん!と気の引き締めに繋がりました。ボリスジョンソン首相の集中治療室への治療はいくらお金があっても、誰よりも守られる人でもウイルスに勝てないと再認識されたとともに、病院からの退院で安堵感が出てきました。さすが大英帝国の首相、並の精神力ではありません。

まだイギリスは国民性なのか、それともエリザベス女王とボリスジョンソンの巧みなリーダーシップなのか、3週間のロックダウンを迎えても大きな暴動や犯罪は起きてないようです。

いつまで続くか不透明。そして見えない敵、ウイルスとの戦い。1人ひっそりとロンドンに過ごすらんまーるはエリザベス女王の言葉に元気付けられました。頑張ろう。

“We will meet again.” また会えるよ。

では。

Cheers

らんまーる


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