爪のない猫①
うちに来てしばらくして、ワクチン接種と避妊手術をするために、母がらんちゃんを動物病院へ連れていきました。
当時私は仕事が忙しく、自分が拾ってきたクセに、らんちゃんのことはほぼ母に丸投げでした。
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爪を抜く?
病院へ行った際、母は獣医さんに前足の爪を抜くことを勧められたそうです。
うちはクリーニングの取次店。お客様の預かり品がたくさんあるので、猫が傷をつけることを危惧した母は、爪を抜く手術を承諾したそうです。
猫に負担もかからないと言われたそうで、まぁ獣医さんが勧めるなら大丈夫なのだろうとずっと思っていました。
抜爪手術というらしいのですが、最近いろいろな情報を見ていてこれはやってはいけなかったのでは?と気づきました。
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抜爪手術とは?
爪を根元から切断してその後生えてこないようにしてしまう方法。猫の爪とぎや攻撃に困っている場合に有効。
~方法は以下の2種~
1.小さなギロチンのようなもので、爪を骨から断ち切る。
2.レーザーで爪と骨を分離させる。
恐ろしいです。もう言葉が恐ろしいです…。
うちはどちらだったのかは不明。
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抜爪手術のメリット
家具や壁の保護: 猫が爪を研ぐことで家具や壁が傷つくのを防ぐことができます。
人への傷害防止: 猫が人を引っかくことを防ぎ、特に小さな子供や高齢者にとって安全です。
Copilotより
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抜爪手術のデメリット
痛みとストレス: 手術後、猫は激しい痛みを感じることがあり、ストレスが増加します。
行動の変化: 爪を失うことで、猫は他の問題行動(例えば、噛みつきや不適切な排泄)を起こすことがあります。
運動能力の低下: 爪がないことで、高い場所に登ることやジャンプが難しくなることがあります。
精神的な影響: 爪を研ぐ行為ができなくなることで、猫の精神的な安定が損なわれることがあります。
後遺症のリスク: 手術後に歩行困難やバランスの問題が生じることがあります。
Copilotより
色々調べましたが、痛みの有無はどちらの意見もあり、結局よくわかりませんでした。しかし痛みはあると思っておいた方がよさそうです。
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おすすめしない
この手術、推奨する国もあれば禁止されている国もあるそうです。
そもそもこれだけデメリットがあるなら私もやりませんでした。
らんちゃんも痛かったのかな…。
確かに術後カラーをつけて家に帰ってきた時、元気なかったです。その姿を見て、当時も辛かったのかな、かわいそうなことしたなと思い涙しました。
うちの子はその後、すぐに階段も普通に登れていたし、よく食べよく寝てよく遊び、20歳まで生きたので、いつしか私も爪のことは考えなくなりました。
ただ、猫は痛みに相当強いです。最期も満身創痍だったのに辛そうな顔もしないし、声もあげませんでした…。
飼い主の知識と、いかに異変に気づいてあげらるかが猫たちの幸せに繋がります。
私は亡くなってから気づくことが多く、反省しっぱなしです。やり直せるものなら一からやり直したいものです…。
抜爪手術、おすすめしません。
法律で禁止にできるならそのほうが良いかもしれません。
少なくとも私は今後猫を飼うことになっても絶対にやりません。
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