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【フェヌグリーク】カレーやチャイの材料としても使われる、お肉とも相性のいいスパイス

フェヌグリークというスパイスをご存じでしょうか。


日本ではあまり馴染みのないスパイスなので、知らない方も多いと思います。

サプリにも使用されるなど、意外な効果や使い方があるんです。


フェヌグリークってなに?

フェヌグリークはマメ科で、東南ヨーロッパ、西アジアが原産です。
フェネグリーク、コロハ(和名)、ヤギの角、メッチなどとも呼ばれたりします。

使用されるのは、さやの中で育った3~4㎜大の角張った硬い種子。

焦がした砂糖のような、ほのかなメープルシロップのような香りがし、食欲をそそるほろ苦いベースをもたらしてくれます。

フェヌグリークの作用・効能

古代エジプトでは万能薬としてみなされていたフェヌグリーク。

現在でも、消化促進剤や興奮剤として使われます。アーユルヴェーダでは発毛促進や皮膚薬にも使われることも。

そのほかに、染料としても使われます。

健胃作用、肥満防止などの生活習慣病の予防や抗炎症作用、女性特有の更年期障害やPMSに対して効果があるようです。

● 作用……滋養作用、健胃作用、駆風作用、血糖値降下作用
● 効能……消化促進に効果的。胃の不調や下痢の症状を改善するとされる。血糖値やコレステロール値低下も期待できる。

※注意
● 糖尿病のある人は医師の指示でのみ使用。
● 妊娠中の利用をさける。
● 過剰摂取しない。

ジャパンハーブソサエティー:ハーブのすべてがわかる辞典,株式会社ナツメ社,2018

フェヌグリークはどういうふうに使う?

インド南部では、フェヌグリークはカレーやチャイの材料として使用されています。

お肉と一緒に煮込むとコクのあるカレーが出来上がり。特に牛肉、羊肉との相性はバツグンです。

風味を引き出すためには、一晩水に漬けて使用するか、沸騰直前のお湯で煮出していきましょう。

軽く炒めると、コーヒーやチョコレートのような風味が感じられますよ。

ぜひ、試してみてくださいね!

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