【フェヌグリーク】カレーやチャイの材料としても使われる、お肉とも相性のいいスパイス
フェヌグリークというスパイスをご存じでしょうか。
日本ではあまり馴染みのないスパイスなので、知らない方も多いと思います。
サプリにも使用されるなど、意外な効果や使い方があるんです。
フェヌグリークってなに?
フェヌグリークはマメ科で、東南ヨーロッパ、西アジアが原産です。
フェネグリーク、コロハ(和名)、ヤギの角、メッチなどとも呼ばれたりします。
使用されるのは、さやの中で育った3~4㎜大の角張った硬い種子。
焦がした砂糖のような、ほのかなメープルシロップのような香りがし、食欲をそそるほろ苦いベースをもたらしてくれます。
フェヌグリークの作用・効能
古代エジプトでは万能薬としてみなされていたフェヌグリーク。
現在でも、消化促進剤や興奮剤として使われます。アーユルヴェーダでは発毛促進や皮膚薬にも使われることも。
そのほかに、染料としても使われます。
健胃作用、肥満防止などの生活習慣病の予防や抗炎症作用、女性特有の更年期障害やPMSに対して効果があるようです。
フェヌグリークはどういうふうに使う?
インド南部では、フェヌグリークはカレーやチャイの材料として使用されています。
お肉と一緒に煮込むとコクのあるカレーが出来上がり。特に牛肉、羊肉との相性はバツグンです。
風味を引き出すためには、一晩水に漬けて使用するか、沸騰直前のお湯で煮出していきましょう。
軽く炒めると、コーヒーやチョコレートのような風味が感じられますよ。
ぜひ、試してみてくださいね!