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古書とラジオと時々なにかを書いている日々。

聴いているラジオ番組について感じていること。

 まだコンポを使っている。
 なにかとラジオを聴きながら過ごしていることが多い。
 ラジコが出来てからは拍車がかかった。
 みんなはどんな番組を聴いているのだろう。
 今でも聴き切れないぐらいなのに、まだまだ自分の知らない面白い番組があるのではないかと気になっている。でもエリアフリーにしてしまうと際限がなくなりそうで、そこは自戒している。
 首都圏エリアで聴いている番組に関して、一覧にして整理してみた。

ウィークデイはこんな番組を聴いている。

〈午前〉
 TBSラジオ「伊集院光とらじおと」のゲストが気になったとき。
〈昼〉
 ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」の高田の月・金と清水ミチコの木曜をつまみ聴き。
 TBSラジオ「たまむすび」でほぼ聴くのは火曜日の町山コーナー。
 文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」の火曜に武田砂鉄が出るときと、水曜日に宮台真司が出るときと、金曜日に青木理が出るとき。
 ニッポン放送「ナイツ・ザ・ラジオショー」の2時台のゲストコーナー。
〈夕方〉
 TBSラジオの「荻上チキのセッション」をベースに、火曜と水曜は文化放送の「斎藤一美サキドリ」に乗り替わるときがある。
〈夜〉
 月曜はTBSラジオ「かまいたちのヘイ!タクシー」を時々、「空気階段の踊り場」は必ず。
 TBSラジオのJUNKは月「伊集院光の深夜のバカ力」、火「爆笑問題カーボーイ」、水「水曜日のハコ」、時々「山里亮太の不毛な議論」
 木曜日はTBSラジオの「ハライチのターン」、ニッポン放送の「マジカルラブリーのANNゼロ」。
 金曜日はTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」「アシタノカレッジ」「ラフターナイト」、文化放送「宮下草薙の15分」。

週末は音楽番組が多くなる。

〈土曜日〉
 文化放送「田村淳のニュースクラブ」、「親父熱愛」。
 ラジオ日本「タブレット純の音楽の黄金時代」
 NHKーFM「ワールドロックナウ」。
 ニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」
〈日曜日〉
 TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」
 TokyoFM「山下達郎 サンデーソングブック」
 NHKーFM「片寄明人 洋楽グロリアスデイズ」
 ラジオ日本「宮治淳一のラジオ名盤アワー」

我ながらオジサン。

すっかりテレビ視聴よりもラジオ聴取の時間が多くなってしまって感じるラジオ番組の雑感。

・伊集院の番組にあれこれ言うことについて。
 いろいろ記事が出てリスナーは、その内容にうんざりしていると思う。
 閲覧数正義で書いている記者や媒体も、知らない人が読んで好き勝手に意見することも、どうにもならないことだし。
 ただ、伊集院の、特に深夜のバカ力は、今現在でも日本のラジオ全番組でトップクラスのクォリティだ。2時間の良質な独演会を無料で享受できているのである。
 「ラジオと」も予算削減と闘いながら、平たいトークの傾向が強まる風潮にあって、立体的なラジオ作りに挑み続けている。
 久米宏の番組が閉じて久しい今、看板の伊集院が局の打ち出す予算削減に内容で立ち向かわなければ総崩れになり、ラジオは素人ポッドキャスト化し、スタッフのやりたいことはできなくなる。

・空気階段も良いけれど、マヂカルラブリーに予想外にハマッた。
 意識したわけではないのに、空気階段はラフターナイトのご褒美特番から聴いている。同じように神田伯山も松之丞でお試し風の番組を始めた時からたまたま聴いている。
 番組の人気を獲得していくパーソナリティは、いまだによくわからないけど、最初からなにかが違っている。リスナーへの自分の伝え方が、語り口や企画を含めて、ラジオに合っている感じを漂わせるというか・・・独特の親密感を作る。
 マヂカルラブリーがオールナイトニッポンZEROのレギュラーになるときに、この人たちはテレビ向きではないかと懐疑的だった。でも個人的に野田には好感を持っていたので聴き始めた。
 二人の語りのバランスが声質も含めてよい、村上が野田との良い距離感を生み出している。いろんな意味で好きなタイプのパーソナリティだなと感じた。
 世間的に人気がどうなのかはわからない。
 でも、忙しくてもラジオを続けて行ってほしいと思っている。

・ラジオと音楽
 昔はラジオが音楽の情報ソースだった。
 もはやそういう時代ではないと思っていたが、データの海に投げ込まれるようになった時代だからこそ、かえって批評性や的確な水先案内のあるラジオの音楽番組のニーズが高まるかもしれない。
 達郎は古い音楽ばかりかける自分の番組に、若く新しいリスナーが増えていることに驚いている。
 渋谷陽一には賛否あるが、新しい音楽の受け入れ方も、短く的確なコメントもやはり批評家としての存在感をしめしている。
 ラジオは新しい音楽に対して、もう少し批評性の強い番組をやっても良いのではないかと思う。"売れたものが良いもの"はネットやテレビにまかせちゃってさ。

まぁ、しがないラジオリスナーが古本の整理をしながら思ったことである。
 



 

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