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野球場図鑑/敷島球場

【所在地】前橋市敷島町 66
【両翼】99.1m
【中堅】122m
【収容人員】20,934人
【アクセス】
 JR両毛線・前橋駅から関越交通バス川原町線(緑が丘経由)で「敷島公園バスターミナル」または「競技場入口」下車
【リンク】
 群馬県立敷島公園
【ネーミングライツ変遷】
 上毛新聞敷島球場 (2009.4~)

グラウンド全景。

 大正11年創設され、2,700本の松林や広大なバラ園で知られる観光名所、敷島公園に昭和5年開場した歴史ある県営野球場。群馬県で唯一プロ野球の一軍戦を開催でき、高校野球選手権群馬大会の決勝が行わる県下メイン球場である。公園は観光地である他、スポーツの一大拠点であり、テニスコート、屋内プール、サッカー・ラグビー場、Jリーグ・ザスパクサツ群馬のホームスタジアムである正田醤油スタジアムを併設する。
 小さな改修は過去に何度か行われてきたが、両翼と中堅が今のサイズに拡張されたのは2010年の大規模改修による。この時に全体的に綺麗になった事に加え、照明の強化、ファールゾーンに「フィールドシート」の設置等が行われ、ガラリと雰囲気が変わり、以来埼玉西武や巨人が主催試合を行うようになった。同時期に上毛新聞社がネーミングライツを取得し命名した「上毛新聞敷島球場」の名前がずっと定着している。
 大学野球、社会人野球とはあまり所縁がなく、BCリーグ・群馬ダイヤモンドペガサスのホームゲームも近年は行われていない。プロ野球や高校野球の決勝など集客力のあるイベントが多い反面、地元の学童野球や還暦野球の大会等地域伝統のイベント会場としての顔も持つ。

野球場図鑑/index
野球場図鑑/群馬県

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