野球場図鑑/神戸総合運動公園野球場
【所在地】神戸市須磨区緑台 3251-10
【両翼】99.1m
【中堅】122m
【収容人員】35,000人
【アクセス】神戸市営地下鉄西神・山手線・総合運動公園駅下車
【リンク】
神戸総合運動公園-KOBE SPORTS PARK-
【ネーミングライツ変遷】
ヤフーBBスタジアム (2003.4~2004.12)
スカイマークスタジアム (2005.2~)
ほっともっとフィールド神戸 (2011.2~)
1985年にユニバーシアード神戸大会のために整備された神戸総合運動公園に、昭和最後の年である1988年「グリーンスタジアム神戸」の名で開場した。プロ野球ではまだ両翼90m程度の狭い野球場が主流だった当時において先進的な球場と注目され、91年にはニックネームを「ブレーブス」から「ブルーウェーブ」に変更したオリックスが正式に本拠地とした。
2000年には内野の天然芝化やフェンスの低層化、03年には日本の野球場では初となるネーミングライツ売却を行うなど運営面でも先進的な印象を与えるが、この球場の隆盛の歴史はイチロー選手を擁し、2度の優勝を(日本一1回)果たしたオリックスの黄金時代と共に語られる事が多い。
イチローのメジャー移籍後、低迷を続けたオリックスが近鉄を吸収し「オリックス・バファローズ」となり、大阪ドームに本拠地を移してからは準本拠地的な地位に落ち着いている。
この球場が再度檜舞台となるのは、オリックスが25年ぶりの優勝を果たした2021年日本シリーズ、対東京ヤクルト第6戦で、1-2でオリックスが敗れ、ヤクルトが日本一を決めている。
開場から36を経てさすがに老朽化が問題となり、神戸市は2024年から数年かけて、ベンチや観客席の椅子など、身近なところを改修していく方針らしい。
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