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”お盆”って何だっけ?子どもと知ろう!

夏休みも中盤に差し掛かり、もうすぐ【お盆】ですね。

お盆って、
『ご先祖様がかえって来る』
『ナスときゅうりで精霊馬・精霊牛を作る』
『お墓参りする』
など、何となくは知っているものの、詳しくは知らなかったりしますよね。

今日は、お盆について改めて知り、子どもにも教えてあげましょう!
その土地や地域で多少違ったりするので、その違いについても教えてあげましょう。

日本の文化や伝統・風習を知ることは、子どもにとってとても大切なこと。
日本の事を知る事で、将来世界に出たときに日本人としての誇りを持ち、世界中の人に日本の事を教えてあげることができますよ✨

お盆とは?

お盆とは、ご先祖さまが死後の世界から帰ってくるとされている期間のことです。
ご先祖さまを1年に1回家にお迎えし、ともにひと時を過ごし、ご冥福をお祈りして先祖の霊を供養します。
一般的には8月13日~16日で、地域によっては7月13日~16日のところもあります。

お供え物

仏壇にお供え物をします。
一般的には「五供(ごくう)」という基本のお供え物と、故人が好きだったもの(お菓子や果物など)をお供えします。

五供①香

線香や抹香。ご先祖さまに香りを届けます。

五供②花

仏さまに新鮮なお花をお供えします。ご先祖さまが好きだった花を選ぶといいでしょう。

五供③灯燭

ろうそくの灯火。燃え尽きる様子が人生に例えられています。線香をつける際は、この火をつかいます。

五供④浄水

新鮮な水。きれいな水はお参りする人の心を洗います。

五供⑤飲食

家族と同じ食べ物をお供えします。

お盆の飾りつけ

お盆棚を用意し、盆提灯をかけます。
そこに、十三仏などの掛け軸やお位牌、遺影などを安置します。
きゅうりとなすで精霊馬と精霊牛を作りお供えします。
米と野菜で水の子を作りお供えします。

子どもと作ろう!精霊馬・精霊牛

ご先祖さまが早く帰ってこられるよう願いを込めてきゅうりの精霊馬を、帰りはゆっくり帰ってもらえるようなすの精霊牛を準備します。
きゅうりとなすに割りばしで作った楊枝つけるだけなので、子どもでも簡単にできます(刺すときは気を付けてくださいね!)。
トウモロコシのひげでしっぽを付けることもあります。
実際に子どもが手を動かすことで、精霊馬と精霊牛を作った記憶が残り、”お盆”が頭に入りやすくなります。

お盆、精霊馬・精霊牛の意味を教えてあげながら、一緒に作ってみてください!
子どもが作った精霊馬・精霊牛は、ご先祖さまも喜んで乗ってくれるはずです✨

お墓参り

13日にお墓から帰ってくるご先祖さまをお迎えに行き、16日にお見送りをするためにお墓参りをします。
14日と15日は留守参りと言って、ご先祖さまが不在のお墓を守っている仏様に感謝を込めてお参りする風習がある地域もあります。

お盆は日本のとても大切な行事・風習です。
【お盆=休み】ではないことを子どもにきちんと伝えていきたいですね。


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Ran|知育レクリエーションインストラクター
7歳・3歳・2歳の3人育児中のワンオペ多め現役ワーママ。何かと忙しい子育て中のママさんのための、がんばらない知育『ゆる知育』情報を発信中。
ゆる知育コミュニティ立ち上げ予定✨
Instagram→【rskidsran3】
Twitter→【@Ransan3mama】

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