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幸せでいるための時間

グランマ・モーゼス展に行ってきました。

仕事終わりの夜や早起きした朝、お休みの日に何をして良いか、いや何がしたいか分からず、何となく充実させたいものの時間を持て余してしまうことが多いのですが、、このことが最近とても嫌になっていて、(note挑戦もそういう心の変化からかもしれんなあ)少しでも心が動いたら行動してみるべし、という最近の信念のもと、今回は電車に乗ってちょこっと遠出。


なんか良い週末の過ごし方ないかな〜と外食の待ち時間で検索してるとヒットしたのが、グランマ・モーゼス展。アメリカの国民的画家グランマ・モーゼスの生誕160年を記念した展覧会でした。
グリーティングカードなんかで作品を見かけたことはあったけど、彼女の生涯については何も知らず。画材の入ったカバン?に腰掛けて、広い緑の中で絵を描く写真を見て、自分が求めている暮らしや生活のヒントがありそう、とビビッと興味が湧いたので突撃。

こういう類の展示って、誰かの興味の連れ添いで行ったことはあるけど、自分で行きたいと思って足を運ぶことは初めてで、そのことだけでもちょっと世界が開けた感じがして嬉しかったです。

グランマ・モーゼスの絵から彼女の暮らしや目に映ったであろう景色を想像しながら感じたのは、なぜかとても懐かしくてあったかい、でも寂しいような切ないような感覚でした。

特に印象に残ったのは、「現代の人は幸せになるための時間をとっていない」という彼女の言葉。確かに、スマホをダラダラと触ったり、興味があるわけでもないテレビ番組を見続けてしまったり、そしてそのままソファーで寝落ちしてしまったり、、、更にはなんとなくマイナスなことを他人や過去のせいにしてしまったり。おっしゃる通りだ、、グサりです。これは。

ここで、じゃあ「幸せ」とは?っていう議論を生み出してしまいそうになるけど、グランマ・モーゼスの絵をゆっくり見てると、きっとシンプルなことなんよな〜と気づかされる。といっても掴みきれない感じ。
でもおそらく、時期が来るとみんなで石鹸やロウソクを手作りしたり、ハロウィンやクリスマスを自然に全力で楽しんだり、春の訪れを喜んだり、、、こういうことなんだろうなあ。(どういうことや)

少し時間が経って記憶は薄れてしまいましたが、彼女のように時間を大切に、日々を一生懸命、でも自然に、暮らしていきたい。
そんなちょっとした決意を忘れないよう、珍しくショップでポストカードを1枚購入したので、毎年クリスマスの時期に飾りたいと思います。

昨晩もやはりソファーで寝落ちしてしまいましたが、、少しずつ自分の「こんな人になりたい」「こんな時間の使い方をしたい」を形にしていければなあという気持ちです。

それでは、See you soon :)


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