いろんな味の琥珀糖作ってみた
夏になると毎年熱中症にかかるラムネ編集部のTです。
記事をお読みの皆様も体調気をつけてますか？
ここ最近いよいよ本格的に暑くなり、カラダが涼を求めていますね。
ということで、今回はこのゆるネタをチョイス！
琥珀糖（こはくとう）ってご存知ですか？
宝石みたいにキラキラで、家でも簡単に作れるあまーい和菓子です！
涼しい部屋で綺麗なものを作って、糖分摂取で幸せになろう！という魂胆。さっそくいろんなテイスティの琥珀糖を作っていきたいと思います！
いろんな味をチョイス
こちらの和菓子スタジオさんの琥珀糖レシピを参考にさせていただいたところ、紅茶や日本茶、フルーツに味噌までさまざまなもので味付けがされていました。なんでも合うんだなぁ…
それじゃあTも家にあるいろんなもので色付け・味付けしてみよう！
爽快感を求めて 〜ミントティー〜
赤色と大人な味わいを求めて 〜赤玉パンチ〜
イタリアンな香りを求めて 〜バジルソース〜
未知の味わい深さを求めて 〜黒ねりごま〜
鮮やかな黄色を求めて 〜ターメリック（ウコン）〜
後半、完全に冒険していますが甘ければマズくても食べられるだろう、と己を過信していました。この時までは。。。
こちらのレシピで大まかな流れを予習しました。分量などたいへん参考にさせていただきました〜！くわしいレシピはコチラをご参照くださいませ！
それでは作って参りましょ〜！
寒天液を作る前にタッパーに小さじ1ずつ色つけ液を投入。
写真にはありませんが、どのレシピを見ても推奨されているかき氷シロップ（メロン味：緑とブルーハワイ味：青）も比較対象として用意しました。
寒天液を作る
まずは前日から水に浸しておいた糸寒天を水で茹でます。（寒天は、本来は1時間程度水に浸しておけば良いらしい）
Tはスープ用の糸寒天を使用しました。粉寒天より糸寒天の方が透明感が出るんですって！
5分もすれば跡形もなくどぅるどぅるになるので、ここにグラニュー糖を投入します。
グラニュー糖300gってめっちゃボリューミーじゃないの。。。これは多いですね、と偶然映り込んだ花京院も驚きを隠せない顔をしています。
全て溶け合うまでまぜまぜ。泡がいっぱい出てきてちょっと心配になるけどひたすら中火でまぜまぜ。写真みたいにヘラを持ち上げて糸が垂れるまで煮詰まったら、火からおろして先ほどのタッパーに分けていきます。すぐ固まり始めるので時間との勝負！
タッパーに分けたら爪楊枝でぐーるぐーるとマーブル模様など好きに描きます。少しおいて粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間程度冷やします。
理科の実験の気分ですな。
〜1時間後〜
表面を突いてみると弾力が。固まったっぽい？
実はT、この瞬間まで琥珀糖はカタいものだと勘違いしていました、お恥ずかしい！固さはあれどゼリーのようなプルプル感があるんですね。
バターナイフでタッパーから外して、手でちぎったりナイフで切ったりして小さくしていきます。
ガラスの破片みたいに美しい…💎✨
すぐに食べることもできますが、３〜４日冷蔵庫で冷やしておくと外はシャクシャク！中はとろっとした琥珀糖本来の食感になるんですって。
作りたてをちょっとつまんでみましたが、なめらかな喉越しでこれはこれで好き。しかしさらに美味しくなることを期待して冷蔵庫で寝かせます。
〜5日後〜
そろそろ頃合いかしら？ということで冷蔵庫から出してみました！見た目はそんなに変わらないけど、食感は本当に変わっているのだろうか。。。どきどき。
① 定番のおいしさを求めて 〜かき氷シロップ〜
② 爽快感を求めて 〜ミントティー〜
③ 赤色と大人な味わいを求めて 〜赤玉パンチ〜
④ イタリアンな香りを求めて 〜バジルソース〜
⑤ 未知の味わい深さを求めて 〜黒ねりごま〜
⑥ 鮮やかな黄色を求めて 〜ターメリック（ウコン）〜
上記のヴァリエーションでさっそく食レポしていきます。
星５を最高ランクとして見た目と味を加味した総合評価を付けていきたいと思います〜（あくまでTの好みでの基準です）
食レポ
① 定番のおいしさを求めて 〜かき氷シロップ〜
まずはどのレシピサイトを見ても推奨されているかき氷シロップ味から！
ポップで可愛らしい見た目です。シロップの量が多かったのか若干表面が乾ききっておりませんが、濃度を調整したらよさそうですね。
かき氷シロップだからか、甘みも強くて子どもに喜ばれそうなスタンダードな味です。ちゃんと外はシャクシャク、中はなめらかな琥珀糖本来の食感を楽しめます！
総合評価：★★★
手作り菓子の優しさと安心感に包まれる。
② 爽快感を求めて 〜ミントティー〜
透過率が高くて宝石みたいでとても美しい！
。。。ですが、味は甘いだけでとくにミントの味や香りは特にない。。。
舌で転がした時にあ、ちょっと冷たいかな…と感じる程度ですね。ミントの清涼感なのか、琥珀糖の冷たさなのかわからないまま食べ終わってしまった…
儚いお味でしたがクセがなく食べやすいです。
総合評価：★★★
可もなく不可もなく。清涼感を追求したい方にオススメ。
③ 赤色と大人な味わいを求めて 〜赤玉パンチ〜
和菓子屋さんに並んでても遜色ない美しい赤と透明感です。アルコール度数16%そのまま使ったので酒の香りも強い。
味は…琥珀糖そのものの甘さが優って、お酒風味のぶどう味お菓子って感じですね。甘さにより完全にアルコールとぶどうの味が分離してしまっています。
総合評価：★★
もっと大人な味になることを期待していたので少し残念。
④ イタリアンな香りを求めて 〜バジルソース〜
今回制作した中でもトップを誇る美しい透明感、イタリアーンな貴賓漂う香りを纏っていてお上品です✨
そして口に入れてみてびっくり、バジルソースそのままの味！口の中に広がるバジル感。鼻と頭に抜けるようなバジルの芳香！
ただドレッシングの他の成分が混ざってるからなのか、油が非常にしつこい。飲み込んでも口の中に残るねっとり感。バジルソースではなくバジルそのものを使えばこのねっとり感はないのかもしれません。
改良したら美味しくできそうな予感はします。
総合評価：★★
見た目の清涼感に騙されるな。一度食べたらもういいかなというしつこさ。
⑤ 未知の味わい深さを求めて 〜黒ねりごま〜
ダークな色合いと未知の味わいを求めてチョイスした黒ねりごま。完全に寒天と混ざっておらず触るとベタつき、オレは寒天なんかと混ざらんぞ！と強い意志を感じます。自己主張の激しさにこの時点でドキドキ…はたしてお味は。。。？
お、おいしい！舌の好みかもしれないけどもめちゃくちゃ美味！
そういえば黒ごまパフェとかありますね。黒ごまが甘いものに合わないわけがない、全然未知じゃなかった。
舌で転がした時の胡麻ペーストの柔らかさと寒天のツルツル感のハーモニーも心地よいです。
総合評価：★★★★
見た目はさておきリピートしたくなるおいしさ！
黒ねりごまが意外にも美味しく喜びのT、しかしここでついに箸が止まる。
最後の実食はそう。。。
⑥ 鮮やかな黄色を求めて 〜ターメリック（ウコン）〜
見た目はとても綺麗です（写真は作りたての時のもの）。カレー用ターメリックを使ったのですが、粉なので完全に溶けず星雲を想起する宇宙的な模様を描いています。
作りたての時は部屋にウコンの香りが充満していましたが、乾かしている数日でなくなりました。しかし油断して鼻を近づけるとカラダが無意識に摂取することを拒む香りを漂わせています。
これはムムム…というかんじですが勇気を出して実食！
味は…うーん…思ったほど不味くないです。加賀百万石伝統銘菓「柴舟」のピリリとした甘辛さが好きな人なら食べられそうな味です。（Tは柴舟大好きです）
しかしやっぱりくさい！味はそこまで悪くなくても、とにかく香りが全てを台無しにしてきます。これは万人受けはしませんね。
ウコン味を食べてから赤玉パンチ味を食べると二日酔いしなくていいかも。
総合評価：★
観賞用、この星は見た目の美しさを評価したものになります。
結果発表
かき氷シロップ…★★★
ミントティー…★★★
赤玉パンチ…★★
バジルソース…★★
黒ねりごま…★★★★
ターメリック（ウコン）…★
ということで個人的に一番美味しかったのは黒ねりごま味でした！
今回のゆるネタ、自分からハードルを上げてしまいましたがとても楽しく実践することができました👏（数日かけて全部ちゃんといただきました）
今回チャレンジできなかったけど、味噌味やレモン味も作ってみたい🍋
材料も少ないし火を使うところ以外はまったく危なくないので、お子さんと一緒に作るのもよさそうです！
ぜひご家族で好きな味の琥珀糖作りをチャレンジしてみてください〜✋
少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました！
今回取り上げたゆるネタは「ラムネ」にて掲載中！
↓ゆるネタアプリ「ラムネ」をダウンロード（iOS版のみ※2020年7月現在）
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