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我々の1日は罪で終わり罰で始まる! 寝る前に食べるラーメンが美味しい

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寝る前というのは1日で一番ゆったりとした時間が流れるのではないだろうか。今日という1日を戦い終わり、明日という1日を戦うための英気を養う。そのような時間が寝る前ということになる。この過ごし方で、明日が、人生が、変わってくると言ってもいいだろう。

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どうもこの記事を書いている地主です!

私も寝る前の時間を大切にしている。お風呂には入ったし、夕食も食べた。あとは寝るだけなのだ。もちろんすぐにお布団に入ってもいいだろう。しかし、そのわずかな時間を楽しむのが大人というものなのだ。

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罪と罰を読む

テレビを見てもいいだろう、ゲームをしてもいいだろう。しかし、私は違う。寝る前の優雅な時間を夜の静寂をBGMにして、フョードル・ドストエフスキーの書いた「罪と罰」の下巻を読む。上巻ではないのだ。下巻なのだ。

上巻を読んで下巻と思われるけれど、違う。私は上巻を読んでいない。字が小さくて分厚くて難しいし、全然読めないのだ。上下巻の両方を読むのはキツい。結末さえわかればいいか、ということで、下巻から読んでいる。ただ下巻だけでも分厚くてキツい。

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眠りを誘発しますな!

罪と罰の素晴らしい点は、眠たくしてくれることだ。私を自然と眠りの世界に誘ってくれる。ラスコーリニコフが私をトンカチで殴ったのかと思うような、眠りの世界に連れて行ってくれるのだ。それがロシア文学の素晴らしい点。もう10年以上この本は家にあるけれど、読み終えていない。しかも、上巻は読んでいないので、下巻だけで10年はかかっているということだ。

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(5分で)飽きた

養命酒を飲む

健康には気をつけたい。食べ過ぎや睡眠不足、ストレスなど我々は不健康な要素と共に生きている。そこで登場するのが養命酒。寝る前にこれを付属のカップ一杯飲むだけで、なんだか健康になる気がするのだ。

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養命酒を、

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カップ一杯!

養命酒を飲み始めてから、寝つきと寝起きがよくなった気がする。養命酒にそのような効能があるのかは知らないけれど、私の実感としてはある。味も健康によさそうな風味。アルコール度数としては14%と赤ワインほどあるけれど、スルッと飲めてしまう。

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美味しいのよ!

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お腹が減った!

ラーメンを食べちゃう

〆のラーメンというものが存在する。お酒を飲みに行った後に、〆としてラーメンを食べる文化だ。そして、私はいま養命酒を飲んだ。ということは、〆のラーメンを食べた方がいいのではないか、という考えが芽生えてしまった。小腹が空く時間なのだ。

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ちょうど家にラーメンがあったので、

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スープを作って、

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完成

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美味しい!

夜に、しかも寝る前にラーメンを食べるのは、体によくない。せっかく体にいい養命酒を飲んだのに、ラーメンを食べることはどう考えてもよくない。しかし、ラーメンを作ってしまった。そして、食べると美味しかった。ただ物足りない感じはある。

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どうも物足りないので、

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もやしとキャベツを、

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茹でて、

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先のラーメンに乗せた!

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美味しい!

野菜はセーフ、野菜はセーフなのだ。ラーメンは野菜ではないけれど、野菜で打ち消すことが可能で、もはやプラマイゼロでラーメンを食べていないことになる。野菜とラーメンの不思議な方程式。ただ少し食べて思ってしまった。物足りないな、と。

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なんか物足りないので、

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チャーシューを切って、

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完成!

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美味しい!

ラーメンにはチャーシューがなければならない。ちょうど家にチャーシューがあったので、分厚く、それはそれは分厚く切ってラーメンに乗せた。食べてみると美味しいけれど、少し物足りない感じもした。

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物足りないので、

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きざみニンニクを乗せて、

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完成!!!

これである、同じラーメンを食べるならこうしなければ満足できない。ニンニクを入れることでパンチが生まれる。もやしとキャベツでラーメンの分がチャラになり、ニンニクも野菜なので、チャーシューの部分がチャラになる。そう、もはや夜だけれど、寝る前だけれど、このラーメンはもはや食べていないのと同じことなのだ。

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美味しい!

寝る前に食べる〆のラーメンは美味しい。お酒を飲んだ時の〆のラーメンが美味しいように、我々は1日の終わりにも〆のラーメンを食べるべきなのだ。体にはよくないと思うけれど、美味しいから仕方がない。なんでこんなに美味しいのだろうか。

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満足!

ポエムを書く

これでほぼ寝る前の楽しみは終わりだ。蚊取り線香をつけ、夜の静寂というBGMを聴きながら「罪と罰」を読む。そして、蚊取り線香をつけ、夜の静寂というBGMを聴きながら、ラーメンを食べる。幸せな1日の締めくくりではないだろうか。

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日記の代わりにポエムを書く!

愛用の万年筆でポエムを書いた。日記でもいいのだけれど、その瞬間の言葉を紡ぎたいという思いで、日記よりもポエムを選択するのが私のいいところだ。寝る前の時間にやったことで、言葉が生まれる。それを逃さないように記していく。

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万年筆いいよね!

万年筆で字を書くのが好きだ。一段上の大人になれた気がするからだ。書き味はよく、紙の上を滑るように文字を紡いでいく。今日もいいポエムができそうだ。その満足感と共に眠るのだ。

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完成しました!

これで寝る前の時間は終わりだ。あと私の文字を冷静に見ると怖い。特に狙っていないのだけれど、カタカナと平仮名が混じり、漢字はほぼない。字が下手なのでほぼ書かないけれど、ポエムだけは別。直筆で書きたいのだ。

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さぁ、寝よう!

こうして私は眠りについた。次の日の朝は素晴らしき胃もたれだった。ラーメンのせいだ。昨日の夜に私が犯した罪だ。そして、朝になり罰として胃もたれが来たのだ。我々の1日は罪で終わり、罰で始まるのだ。それを覚えておいて欲しい。

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次の日の朝、胃もたれ、罰で始まる1日!

ただこれは幸せな胃もたれなのだ。この罰は幸せな罰。昨日の夜の私から、今日の私へのプレゼント。胃もたれにより、昨日の私が幸せだったことがわかり、その幸せを今夜もと今日も頑張れるのだ。もちろん毎日はダメなので、たまにやるといいと思います。




地主恵亮
1985年福岡生まれ。基本的には運だけで生きているが取材日はだいたい雨になる。2014年より東京農業大学非常勤講師。著書に「妄想彼女」(鉄人社)、「インスタントリア充」(扶桑社)がある。
https://twitter.com/hitorimono
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