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映画『13日の金曜日』備忘録

※昔見た記憶で語る、いつか見返す用の備忘録。うろ覚え御免。

Amazon Prime Video

Prime Video リンク (2009年版)

Prime Video リンク (1980年版)

全ての恐怖には始まりがある・・・。ようこそクリスタル・レイクへ。ここは忌まわしい過去をもつ、呪われたキャンプ場。ロマンチックな満月の夜、愛欲に溺れるキャンプ指導員を1人また1人と血祭りに上げていくのなら、狂った殺人鬼にとってこれ以上の舞台はない。

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オリジナルの1980年版と続編のPart2,3,リメイク版の2009年版を見た。

『13日の金曜日』と言えば「ジェイソン」。洋画ホラーの代表というくらいには有名だろう。日本で言えば『リング』の「貞子」みたいなものか。オマージュされすぎたせいで映画を見たことがなくとも、名前を知っている人たちは大勢いるだろう。私も名前だけ知っていて、ジェイソンといえば独特なお面にチェーンソーを持って襲いかかってくるものだと思っていた。お面がホッケーマスクだということは大人になってから知ったものだ。

まず1980年版を見て驚いたのが、いわゆる「ジェイソン」が出てこないことである。名物キャラクターだと思っていたのに出てこないとは。ホッケーマスクもなければチェーンソーもない。そしてホラーだけどちゃんと犯人がいて動機もあって、話自体が面白くて驚いた。外国のホラーはストーリーよりハプニングに重きを置いているものという偏見があったこともあるが。

Part2,3も続けてみて、この頃他のホラーも見ていて、ホッケーマスクは続編で出ること、チェーンソーで暴れるのは『テキサスチェーンソー』とういこと知った。チェーンソーはオマージュされていく過程で色々混ざったのかな、と。なんだかんだWikiまで読んで、Part2ですぐ死ぬヒロインの理由にこの映画のカルト的人気の恐ろしさを知った。オリジナルの『13日の金曜日』でカルト人気が高まった結果、ヒロインの俳優さんへの殺害予告が止まなかったそう。それを収めるためにPart2では序盤にヒロインを殺すことにしたようで、結局一番怖いのは「人間」で落ち着くのだなと思った。

リメイク版も見たけれどこちらは大衆によって作り上げられた「ジェイソン」像というのを映画にしたもの、という印象だった。お色気シーンがあって襲われて悲鳴を上げて。特に期待を裏切られるようなこともないので見やすい。最後のシーンだけちょっと油断してて驚いたことだけ悔しい。






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