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【1232】顔を隠せば開放される
日本では、ひょっとこや、天狗の仮面があり、海外でもアイマスクがあったり、仮面舞踏会があったりします。
万国共通のように、顔を隠すことで、身分を分からなくする慣習があります。それから分かるのは、顔というのが、個人を特定させる機能を持っているということです。おもしろいですよね。顔がなかったら、個人を特定することは不可能かもしれません。身体の中で唯一無二なのは、顔です。
その顔を隠すことで、その人の人格、性格、過去、罪、羞恥心、プライドが全て取り払われるわけです。ある意味、人は顔という業を背負っている生き物なのかもしれません。
人は顔があることで、社会性が求められます。
こんな窮屈な環境から、無垢な自然な自分を味わいたいという欲求は、昔からあったんだろうなと想像します。その結果、仮面を使って顔を隠すことによって、日常では隠し続けている本当の個性を開放しているんでしょうね。
隠すことで、開放される。
それでは、さようなら。
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