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エッセイ

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2021年7月の記事一覧

平成を駆け抜けた男 三浦春馬

平成を駆け抜けた男 三浦春馬

ミニシアターとはいえ、スクリーンで映画を鑑賞するのは…たぶん娘と観た『ハリーポッター』以来だと思う。ポケモン以来かと思っていたがハリポタの方が後だとつい先日気付いた(笑)にしても10年以上にはなるわけで久し振りにワクワクするものである。

 『天外者』冒頭、あっ!このシーンから始まるのか…予告動画で幾度となく見なれた追い掛けられる シーン。除け、除け…と我先に前のめりに走る2人にニンマリする。竜馬

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春馬くんありがとう

春馬くんありがとう

『ありがとう』…と言う言葉をこんなに言った一年間は無かったと思う。自営業なので職業柄挨拶としての日常会話で使うけれど、普通の生活をしていたらそれほど頻繁に使用する言語では無いのではないか?と思う。

その『ありがとう』と言う言葉を自然に口に出せる素晴らしい人。他人に何かをして貰えば感謝を伝えると言うことは凄く当たり前のことかもしれないけれど、わりと「どうも…」とか「すみません」と言いがちではないだ

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生成りのひと

生成りのひと

『生成り色』…洋裁学校でわたしは天竺木綿を扱う時に生成と習ったので、無漂白の生地本来の色ってこんな色なんだぁ…と思っていて乳白色っぽい色だと思い込んでいた。自然な色と言っても糸に拠って違うよね?くらいは思って居たけれど…専門外で深く調べたりもしないまま思い込んでいました。

生成り色とは、漂白あるいは染色される前の「素材そのものの色」のことをいいます。 具体的には、ほんの少し黄色がかった白色です。

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感動する心から未来へ

感動する心から未来へ

コロナ禍になってから急にと言うわけではありませんが、特に感じるようになったこと…いろんな物事への『感謝』の気持ちが薄れている…何でも在って当たり前、して貰って当たり前、無ければ憤慨する!人生50年も生きてくればこの世の中に『当たり前』なんてひとつも存在しない事ぐらい分かります。そう思うだけの経験が在るからです。何も人生経験が少なくても幼い子どもだって子どもなりにそんな経験をしてしまう事だって在りま

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