<詩> Book Santa
あの子が持っていた素敵なおもちゃがほしかった
きらきら光る飾りや
ボタンを押すと鳴る音色
わたしの持つおもちゃにはないきらめき
買ってほしかったけれど
とても高いのは知っていたし
誕生日もクリスマスもまだ遠い
あきらめていたんだ、悲しいけれど
あんなに欲しかったおもちゃも今は買えてしまう
1つといわず2つでも3つでもいくつだって
だけどわたしにはもう必要ないきらめき
あの頃とは変化した気持ち
誰かのサンタクロースになりたい
喜びがあふれるよう
わたしになにができるだろう
やさしさで世界があふれてほしい
一冊の本を
贈るわ、誰かに
言葉には世界を変える力があるから
メリークリスマス!
聖なる夜がよろこびに満ちあふれますように
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