見出し画像

【詩】 真摯に

あなたに怒ってしまう時
わたしはあなたに甘えている
きっと許してくれるだろうと

あなたに大きな声を出す時
わたしはあなたを従わせたいと思っている
笑顔を失わせたいわけではないのに

容易に忘れてしまう
弱すぎる心を見つめないといけない
あなたの瞳に負けないくらい
真摯に
自立しなければいけないのは自分なのだ

あなたが笑っている時
わたしの心はこんなにも愛しさで膨れあがる
教えてもらっているのはわたし

あなたが忘れてしまっても
わたしはこの愛しい日々を覚えているだろうから
大切に大切に紡いでいきたい

しなやかな心と体が育つように
見つめ返せる自分であるように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?