教師95日目~天国と地獄~

スケジュール

8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:35 授業
9:45~10:30 時間割調整
10:40~11:25 授業
11:35~12:00 教材研究
12:00~12:30 昼食&休憩
12:30~13:00 授業準備
13:00~13:45 授業
13:55~14:40 研究授業
14:40~14:55 掃除
14:55~15:00 ST
15:00~16:30 御講話
17:00~18:00 部活動
18:00~18:30 時間割作業

第2回研究授業が終わった。
今日は僕的に1番やり易いクラスでやったので、楽しく研究授業をやることが出来た。
校長からも笑顔が良いと褒めてもらったが、それは生徒が僕に笑顔をくれたからだと思う。

今日の研究授業後の他の先生からのアドバイスとして印象に残っているのは以下である。

・伝えたいメッセージをもっと全面に押し出して授業をしても良い。
・数字と文字を使った具体と抽象の行き来がテンポ良く出来ていて分かりやすかった。
・具体的な数字を用いて、議論したのが分かりやすかった。
・主発問はもう少し時間をとって、生徒に考えさせて生徒自身が気付ける形を作ると良い。
・最後に実験結果を理論値と比較して、近い値になることを示せると良かった。
・生徒のざわつきをキャッチして、拾ったり静かにさせたりして、自分の話に集中させる。

僕のまわりの人はとても良い先生が多いので、良かった点と改善点を良いバランスで伝えてくれる。
それによって、モチベーションも上がるし次へ繋げることも出来る。

人のモチベーションが上がる条件は以下の3点だと思う。

・明確なフィードバック
・最近接領域にある課題
・多大な裁量

この学校での僕の研究授業は全てが揃っていると感じる。
そのおかげで研究授業が楽しみでさえある。
僕も生徒と接する時はこの3点を意識していきたい。

今回、個人的に良かったと思う点は見てくれた先生全てに研究授業のねらいがきちんと伝わっていて、生徒にもそのねらいに即した気付きを与える事が出来た点だと思う。
今回の反省点は生徒が運動方程式を解くのに予想していたよりも長い時間かかったことで僕自身が少し焦って授業を展開してしまったこと。
もう少し余裕を持って、生徒がゆっくりと考察する時間を作ってあげられたら良かったのではと思う。

僕のやりたいように研究授業をやらせてもらって(こんな変な研究授業をやっているのは恐らく僕だけだろうと思うし、指導教員からもそう言われた)、的確なフィードバックをもらえて、最高の環境だと感じた。
僕もこんな指導教員になれるように頑張っていきたい。

授業に関しては最高の環境だが、法事でさえも関係なく部活動に来いと言ってくる主顧問には心底ムカついた。
やりたくない人を無理やり出勤させないと成り立たない休日の部活動なんて早く無くなってしまえば良いと思うし、これに関しては管理職に相談して部活動顧問を変えてもらうなり早めに対処法を考えないといけないなと思う。

研究授業の天国と部活動の地獄を味わった1日だった。

終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。