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世界旅行へ行って人生変わった大学生の話

今までの自分の悩みって、なんてちっぽけなんだろうか。世界はこんなに広いし、いろいろな考え方の人間がいて、世界という大きな船の中で僕はとてつもなく無力で小さな人間で、くよくよしてちゃいけないと思った。

久々にインスタグラムを開くと、中学の同級生がこんな投稿をしていた。胃の奥辺りに感じるムカムカした何かを吐き出すためにパソコンの前に座った。

こういう大学生が一番何もわかってない。東南アジアに行かないと他人との価値観の違いを感じられないお前の貧相な感性を恥じてほしい。価値観の違いなんて、ちょっと考えれば山程出てくる。家族間でも出てくるし、学校なんていう場所にいるとするならば毎日が価値観の衝突だといっても過言ではない。

そもそも他人との価値観の違いを感じたタイミングで、『もしかしたらほかの人はこの価値観の違いにもっと早くに気づいていたかもしれない』だとか、『あの時のあれは、価値観の違いによって引き起こされたものかもしれないな』とかを考えてほしい。おそらく考えていないし、そんなんだから感性が貧相なんだよなと思ってしまう。過去に犯した過ちを、『自身の未熟さ』という自分とは一線を画した何かに責任を負わせ、責任を逃れないでほしい。

価値観の違いとは一体何か。簡単に言ってしまえば、人生の優先度の違いなのかと思う。あるバンドの彼は、「売れること」で、もう一人の彼は「自分の歌いたい曲を歌うこと」を第一の優先度としていたがために、解散してしまったときの解散の理由は『価値観の違い』なのであろうか。

それでは、彼は東南アジアへ行ってそんな優先順位の違いを見たのであろうか。東南アジアへ行ったことはないので、想像で補うことしかできないが、おそらく『年端もいかない子が生活するために犯罪行為やゴミ拾いをしている所』だとか多分そんなことだろうと思う。

どうせこういうやつは居酒屋でバカ騒ぎして、道端でげろ吐いて、それを喜々としてインスタのストーリーに『こいつやばすぎwww』とかいう文章とともにアップするのだろう。お前らのバカ騒ぎを迷惑だと思っている周りの人間がいることも、お前らのゲロを片付ける人間がいることもいることにも気づかずに、他人に迷惑をかけ続け、悪びれることもなく、生きていくのだろう。

こいつは休日は『少年野球チームのコーチ』をしているそうだ。こんなやつでも何かを教える立場になれるそうだ。ふーん。そうなんだ。まあ別にいいんだけど。

僕は価値観の違いに関して寛容なので何も言うことはないですけど。寛容なのでね。

世界くそったれ。

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