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【目の前のお客さんがまた明日来たくなる営業】

先日の記事の内容から、いろんな「あさわ」がいることが判明しました。
アルバイト時代から数えると25年、外食業界の中で生活しています。
飲食店本部側の「あさわ」
飲食店現場側の「あさわ」
ラーメンメロスの「あさわ」
大きく分けるとこの3つになるのかな。

今までの体験の中から、外食業界の中で感じたことをお伝えして、読んでくれた方の参考に少しでもなったらいいなと思います。

上の写真は2015年店長件業態マネージャーをやっていた頃の写真で長年勤めてくれたアルバイトさんの卒業の時の写真。
この店舗責任者として働いていた時に意識していたことは、、

【目の前のお客様がまた明日来たくなる営業】

東京駅からほど近い、八重洲エリアにある133席の居酒屋には
毎日色々なお客さんが来店します。
会社の同僚と、恋人同士、上司との飲みニケーション、、、
年齢も、若い人から、高齢な方まで、まさに老若男女が色々なシチュエーションが繰り広げられていて、どのテーブルも同じ環境はありません。

その各テーブルをそれぞれのステージ(舞台)とした時、主役はお客様で、お店は舞台装置、スタッフはそのステージが華やぐための黒子。
ただの黒子ではなく、そうとう気の利いた黒子に徹しないといけない。
そして、
その舞台の主役たちが気持ちよく舞い、またこの舞台に上りたいと思えば、
演者は共演者を変えて、また次の日にやってくる。そう思って黒子に徹していました。
(徹底した究極の効果は広告費削減!。詳しい話はまた別日。。)

くろこ

「あさわ」が考える黒子とは、

・当たり障りない言葉使い(バイト敬語とかダメ)
・当たり障りない行動(ペンカチカチとかダメ)
・当たり障りない表現(イライラが顔にでちゃダメ)
・当たり障りない佇まい(いい匂いがするとかダメ)
テレビや雑誌、SNSで取り上げられるのは名物スタッフが多いですし、個性を大事に!みたいな昨今の風潮では真逆かもしれませんが、本当に個性のある人は、黒子に徹していても滲み出ちゃうもんなんです。そんな人でも、黒子に徹する技術が身につけられたら最強です。

黒子に徹する技術を持ったスタッフが
目の前のお客さんをまた明日来たくなっちゃう接客したら
来ない理由が機会的ロス以外ないですよね。
行く場所が決まっていないなら
お客さんの合言葉は「どうせ行くなら、あそこに行こうぜ」にさせましょう!

次回「黒子養成ギブス」当時使っていた資料を交えて文章にしたいと思います



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