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なぜ、働くんだい?

たまーに、仕事をしていると思うときがある。
「なーんでこんなことやっているんだろう。」と。
今日もふと、職場に車を走らせているときにふとその言葉が脳裏をかすめた。

人はなぜ、仕事をするのだろう。
大体の人が「生活のため」や「生きるため」と回答するだろう。

でも、本当にそうなのだろうか。
こんな働き方が多様化し、様々な社会保障制度もそろった世の中であるのなら生きていくのに仕事は必須ではないだろう。
様々な選択肢があるはずだ。


事実ぼくも、実家暮らしであるし父も会社経営者である程度裕福な家庭であるから、わざわざ働かなくてもいいはずなのである。

それでも、脳裏をかすめる言葉を後目にそのまま車を職場へ走らせているのである。


あほだ。


おら~あほだ、と思いながらもそのままハンドルを握る。


なぜか。
それは、仕事をするという行為が
「精神の修練道場」であり、その修練は必ずぼく自身の経験値として
血となり肉となる事を本能的に知っているからだ。


だって、これまで通ってきたキャリアは事実そのようになってきているからだ。
前職の経験は、確かにぼくの今の「経営者」という立場を作っている。


そして何より、そんな仕事の経験が蓄積され別の何かに還元される事をどこか楽しんでいる自分がいるんだ。
だからこそ、もっともっと経験を積みたい。
自分の目標を達成させたい。
そして、これまでの経験値を集大成させた一生分の「何か」を成し遂げたい。
そう願うからこそ、今日も明日も、ぼくは仕事をする。

そういう事だ。

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