#15 ハラスメントに耐えている君へ。

親愛なる君へ


これを読んでいる君が、どれほど辛い思いをしているか、私には正確にはわからないけれど、その痛みや孤独、無力感に寄り添いたいと思っています。

君が日々耐え忍んでいるハラスメントは、決して君の価値を決めるものではありません。
むしろ、その逆です。
君が耐えていること自体が、君の強さと尊厳を示しているのです。


君の苦しみは、決して、無意味ではありません。
それは君が自分の中に持つ強さや忍耐力を示す証です。しかし、その辛さを一人で抱え込む必要はありません。
信頼できる友人や家族、専門のカウンセラーに話すことを恐れないでください。
君の声は大切です。
そして、その声を上げることで、新たな道が開けることもあります。


ハラスメントに立ち向かうのは容易なことではありません。でも、君は一人ではないことを忘れないでください。多くの人が君を支え、応援しています。君の勇気が周囲に希望を与え、同じように苦しんでいる人々に力を与えることもあるでしょう。

ですが、無理に立ち向かう必要はありません。
苦しくて、苦しくて、どうにもならなくなる前に、
逃げたっていい。

君が君でなくなる前に、逃げていいんです。


君がどんなに辛くても、君自身の価値を見失わないでください。君は愛されるべき存在であり、尊重されるべき人間です。君の未来には、今の苦しみを乗り越えた先に、きっと明るい日々が待っています。


どうか、自分を大切にし、希望を持ち続けてください。君の強さと優しさは、きっと誰かの光となることでしょう。


心からのエールを込めて。