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沖縄の二大水族館を徹底比較!沖縄美ら海水族館 / DMMかりゆし水族館

沖縄の水族館、どっちがおすすめ?

ダイビングやシュノーケリングをしながら沖縄のエメラルドグリーンの海を満喫するのはもちろん大人気のアクティビティですが、海に潜るには少し肌寒い冬や天気の悪い時におすすめなのが水族館です!

いろんな生き物が生活する水中世界を覗ける水族館は、老若男女問わず楽しめる場所ですよね。沖縄の二大水族館として挙げられるのが、「沖縄美ら海水族館(以下、美ら海水族館)」と「DMMかりゆし水族館(以下、かりゆし水族館)」です。

それぞれ魅力がありますが、美ら海水族館は、以前、大きくて迫力満点の水槽が話題になり、2020年にオープンしたかりゆし水族館は、最新の映像技術や驚き溢れる空間演出が特徴です。

どちらに行こうか迷ってしまう方も多いと思いますが、下記の二大水族館比較を参考にして、好みに合った水族館を見つけましょう!

★チケット予約はこちら(美ら海水族館 / かりゆし水族館)!

沖縄の二大水族館の特徴

沖縄の二大水族館比較(2023年1月現在)

アクセス

美ら海水族館は那覇空港から車で約2時間。那覇周辺がメインの観光客の方にはなかなか気軽に行ける立地ではないですが、沖縄本島の北部観光を目的としている方にはおすすめです。

また、美ら海水族館がある海洋博公園の敷地内には、プラネタリウムや熱帯ドリームセンター、植物園やエメラルドビーチなどもあるので、1日中様々な体験を楽しめるのが魅力です。

一方、かりゆし水族館は那覇市に隣接する豊見城市にあり、那覇空港からのアクセスもしやすい場所です。那覇空港から路線バスで約30分、国際通りからも40分弱なので、那覇滞在時のスケジュールに組み込みやすいのが嬉しいポイントです。

かりゆし水族館は2020年5月にショッピングモール「イーアス沖縄豊崎」の中にオープンしました。周辺には「豊崎海浜公園 オリオンECO美らSUNビーチ」や「沖縄アウトレットモール あしびなー」もあるので、ビーチやショッピング前後に立ち寄ることもできます。

営業時間

美ら海水族館は早朝8:30からやっているので、午前中に水族館を巡って、午後からマリンアクティビティや他の観光の時間に充てることもできます。

一方、かりゆし水族館の営業時間は基本的に10:00~22:00。季節によって多少前後しますが、夜遅くまで営業しているので、観光の後に立ち寄ることもできます。

美ら海水族館のクラゲ

延床面積

  • 美ら海水族館:19,000平方メートル(4階建て)

  • かりゆし水族館:約7,000平方メートル(2階建て)

なんと、美ら海水族館はかりゆし水族館の約2.7倍の大きさで、圧倒的な広さを誇ります。

生き物の種類

次に、美ら海水族館とかりゆし水族館で飼育されている生き物の種類や数を比較してみましょう。

  • 美ら海水族館:約680種 / 約10,000点

  • かりゆし水族館:約190種 / 約5,000点

美ら海水族館は施設の規模だけでなく、生き物の数も多いので、たくさんの生き物を観たい方には美ら海水族館がおすすめです。

それぞれの水族館は生き物の数はもちろん、種類も異なります。

美ら海水族館は大水槽の中で優雅に泳ぐ巨大なジンベエザメが有名ですが、水深200mを超える深海に住む多様な生き物や黒潮に生活しているマンタ、サンゴ礁に囲まれた浅い海に住むヒトデやナマコも観察できます。また、水族館周辺エリアには、バンドウイルカのショーやウミガメ館、人魚のモデルになったマナティー館もあります。

一方、かりゆし水族館には、海水魚や淡水魚、フクロウなどの鳥類の他に、トカゲなどの爬虫類、ヒトデやナマコ、クラゲやペンギンも。そして、なんとカワウソやナマケモノもいるんです!!水中生物だけでなく、亜熱帯に住む様々な生き物に会えるのも魅力のひとつです。ただし、かりゆし水族館は完全屋内施設なので、イルカショーなどはありません。

美ら海水族館のウミガメ

入館料金

(2023年6月現在)

◆美ら海水族館
料金は【大人 2,180円、高校生 1,440円、小・中学生 710円】。6歳未満は無料です。
※夕方4時以降に入館の場合、通常よりも少し安い料金のチケットがありましたが、2023年3月31日に販売終了してしまいました。

◆かりゆし水族館
入館時間による割引はなく、【大人(18歳以上)2,400円、中人(13~17歳)2,000円、小人(4~12歳)1,500円】です。4歳未満は無料です。

美ら海水族館の方が若干安く、6歳未満が無料なので、子供連れファミリーにはお得感が強いかもしれません。

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美ら海水族館のみどころ

国内最大級の水槽

美ら海水族館の必見ポイントはやはり巨大な水槽でしょう。

自然豊かな沖縄の海をそのまま展示するコンセプトのもと、南西諸島や黒潮の海に生きる多種多様な生き物が展示されていますが、中でも話題になったのが、迫力ある大水槽です。2002年当時、世界一の大きさでギネス世界記録に認定された巨大アクリルパネルの水槽。この巨大な大水槽の中で泳ぐジンベエザメやマンタが泳ぐスケールは圧巻です!

謎が詰まる「深海」の世界

美ら海水族館は4階建てで、それぞれテーマが異なります。
まず1階は沖縄の深海。2階は回遊魚の泳ぐ黒潮。3階はサンゴ礁。そして4階は水族館の目の前に広がる沖縄の海や大水槽を上から眺められるエリア。

1階の深海コーナーでは、水深200mを超える深海から採取された深海生物の数々を観察できます。深海の環境や珍しい生き物については映像やパネル解説、標本展示を通して学ぶこともできます。

メインスポット「黒潮の海」

「サメ博士の部屋」では、実際のサメやたくさんの標本からサメについて紹介しています。

そして、ダイナミックな世界を堪能できる容量7,500立方メートルの大水槽!ここには約60種の生き物が展示されていて、迫力あるジンベエザメやナンヨウマンタの姿をご覧いただけます。

「ジンベエ・マンタコーナー」では、解説パネルと映像でジンベエザメやマンタの最新情報が紹介されています。

また、「アクアルーム」は天井がアクリルパネルなので、海中生物を下から眺めることができます。まるで海の中を歩いている気分になれますよ。

サンゴ礁とカラフルな熱帯魚

ここでは浅瀬や砂地に住むヒトデやナマコを間近で見ることができます。

「サンゴの海」では、なんと約80種440群体の造礁サンゴの風景が広がります。これは圧巻!そして、「熱帯魚の海」では、サンゴ礁に住む色鮮やかな熱帯魚約150種も見られます。

サンゴ礁に生息する様々な生き物を大小30点の個水槽で紹介しているコーナーでは、カラフルな熱帯魚やイセエビ類も観察できます。

沖縄の海を真上から観察

4階からは、沖縄のエメラルドグリーンの海と伊江島を臨みましょう。また、水族館の「サンゴの海」と「熱帯魚の海」の水槽を真上から見ることもできます。横から見るのとはまた違った景色をぜひお楽しみ下さい!

オキちゃん劇場

海洋博公園の歴史

1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会の翌年、会場跡地に国営公園として海洋博公園が設置されました。施設の老朽化のため2002年8月に閉館しましたが、その年の11月に「沖縄美ら海水族館」としてリニューアルオープンしました。

水族館周辺には、イルカのショーを楽しめる「オキちゃん劇場」やウミガメ館、人魚伝説のモデルとなったマナティー館などの施設もあります。水族館だけでなく、イルカやウミガメの専門施設があるのも魅力のひとつです。

★美ら海水族館のチケット予約はこちら

かりゆし水族館のみどころ

水族館公式アプリ

かりゆし水族館の特徴は、最新の映像表現と空間演出を駆使した展示スタイル。各展示場所に生き物の説明はないので、無料アプリをインストールする必要があります。アプリをダウンロードすると、かりゆし水族館の生き物についての解説を読むことができます。

その他、タッチポイントにスマホをかざして生き物を集めるゲーム機能や音声ガイド、館内のカフェやショップで利用できるアプリ限定割引クーポンも入手できます。

ガジュマルの森

多面大型スクリーン「はいさいゲート」

2階の入口から水族館館内へ入ると、まずは映画館のような多面大型スクリーンに囲まれた「はいさいゲート」に案内されます。

ここでは、沖縄の自然や観光地などの映像が大きなスクリーンに映し出され、映像に合わせて音の鳴る位置を変えたり移動させたりするサラウンド音響が更に臨場感あふれる空間を造りあげています。時には風が吹き、まるで沖縄の上空を飛んでいるような気分になります。

ガジュマルが広がる「亜熱帯の森」

巨大な水草水槽で小さい淡水魚を眺めた後は、巨大なガジュマルの森が広がるエリアへ。ここには爬虫類や両生類、ペンギンが生息しています。

波打ち際の海岸を再現した空間では、少しずつ景色が変わる空模様と共に、海水魚を観察できます。

ガラス張りの床

少し暗い部屋に入ると、そこはなんと、床一面が透明なガラス張りになっています!大水槽を上から見下ろすことができ、足元をサメや魚が泳ぐ様子は少しスリリングでもありながら、まるで水面を歩いているような不思議な感覚を体験できます。

生き物に触れるコーナー

更に進むと、サメやヒトデ、ナマコを触れるコーナーがあります。
ちょっとザラっとした肌のサメや、ふわふわのナマコ。滅多にない体験に子供も大人ももワクワクするのではないでしょうか。

動物コーナー

「かりゆし水族館」と言うものの、実は動物も生活しています。

巨大なゾウガメやカラフルなヒムネオオハシ、ナマケモノも。ここの最大の驚きは展示方法です!なんと動物と私たちを仕切るガラスがありません。通常、動物は檻の中や部屋に入っていますが、ここではまさに目の前に動物がいます。最初は人形が置いてあるのかと思ってしまうほどです。

かわいらしい熱帯魚

エスカレーターで1階へ降りると、そこには宝石箱のようにキラキラと輝く個水槽が並んでいます。水槽は四方どこからでも眺めることができるので、熱帯魚の様子を観察しやすいです。

ディズニー映画でも人気のカクレクマノミや、にょろっとした姿がかわいいチンアナゴ、ふわふわと水中でなびくイソギンチャクなど。

その他、海中トンネルではサンゴ礁と熱帯魚に囲まれ、まるで海中を散策しているような気分になれます。

幻想的な空間「クラゲよんなー」

巨大な円柱水槽と光の柱が織りなす幻想的な空間です。
刻々と変わる光と音、そしてふわふわと浮遊するクラゲの空間演出はとても印象的です。ずっと眺めていたくなるほど神秘的、かつ絶好の写真スポットです。

大水槽

最後には、沖縄近海の様々な海洋生物が回遊する大水槽が待っています。数百匹の魚の大群や、優雅に泳ぐエイ、大きなサメや色々な種類のフグなど。大迫力のある大海原をお楽しみください。

その他、巨大な海洋生物が目の前に現れるバーチャル水槽【バーチャルあしびなー】もあります。ここでは5枚のアクリルパネルに生き物の映像が映し出されます。高度な映像技術を楽しめるのは、かりゆし水族館ならではです。

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まとめ

沖縄の2つの水族館を比較してみましたが、いかがでしたか?
施設自体も大きく、生き物の数が多い「美ら海水族館」と映像や照明技術を活かした「かりゆし水族館」。旅行スケジュールや好みによって、それぞれの楽しみ方を堪能しましょう!

★チケット予約はこちら(美ら海水族館 / かりゆし水族館)!
美ら海水族館の参考記事はこちら↓

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スタッフからのコメント

気温や天気に左右されず、誰もが楽しめる水族館。私は今年、初めてかりゆし水族館を訪れましたが、最新技術やおもしろい展示の仕方に驚きばかりで、とても刺激的な体験ができました。ぜひ沖縄の海の世界も満喫してみてください!

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