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【東京脱出論】若者が地方を選ぶ時代、東京はコロナにより魅力を失う

どうも、らく助です。

コロナを機に若者が地方へ回帰し、地方で仕事をし、家族や友達の近くで人生を歩むということを考えている人が増えているようです。

国も東京一極集中を是正すべきであるということを

提言してますし、地方に移住した場合の補助金などを出すようにもなってきました。

何よりもコロナが東京にいるメリットを

無くしたと言っても過言ではありません。

俳優や芸能人、歌手を夢見て、東京に来た人たちも

憧れた大都会東京でコロナを機に多くの仕事を失ったり、ステージに立つことを諦める選択をした人達も多いと聞きます。

また地方から東京に出てきて

会社員になった人も、慣れないリモートワークで

電話会議の日々、コミュニケーションも不足し

小さいアパート中で、「人生とは何か」と考える時間も増えてきたと思います。

これから高齢者になる両親を想い、子供の頃よく世話をしてくれた祖父母に会いたい、近くで一緒に暮らしたい、故郷の海や自然の写真を見て故郷が恋しいと思う若者も多いでしょう。

これまでは新卒一括採用で東京の企業に就職するということが

美徳、将来のメリットだった時代は終わりを迎えようとしてます。

みずほ銀行が週休3日の制度を発表したり

国も週休3日を取り入れようというような

話も出てきました。

これは明らかに東京の企業が力を失ってきたため

人材も含め、時代に合わせ

会社をコンパクト化せざる得ないためです。

これまでの企業は多くの人材を雇う力がありましたが、コロナショックにより、日本経済インパクトが多大にあり、そのコンパクト化の速度を早めたと言っていいでしょう。

30代~40代前半の世代はロストジェネレーションと呼ばれ、好景気だった日本の恩恵を経験したことがない人達です。彼らの上の世代は、右肩上がりの日本を体感してきました。バブルには日本企業が時価総額のTOP10 にいくつもの企業が入り(※現在は時価総額TOP50にトヨタ自動車が入るくらい)米国企業は日本企業に恐れていたという話です。

長く働けば、給与が上がっていき、多くの人に管理職になるパスもあった。しかしながら、30代~40代はキャリアパスが狭まり、日本企業は特に選択肢がなくなり、一部ごくわずかな会社員だけが管理職になりますが、数多くの会社員40歳以上は肩身の狭い社員となり、細々と日々の時間が経過することを求められ、会社が傾いたら、容赦なく会社員をリストラ対象になります。

「あなたリストラね」と会社から言われるわけではなく

日本企業は、気が付いたら自分の仕事が少なくなり

プロジェクトからも外され、

「ん?おれ会社なんできてるんだ?」

って無力感に陥り、会社を自分から辞めていくように仕向けられます。退職金が出れば御の字でしょうが、ほとんどの会社は退職金なんて雀の涙です。税金は上がり、平均年収は400万、非正規で結婚を諦めた人達も多い世代がロストジェネレーションです。

大企業で長く務めた会社員は、スキルや能力も大企業でしか通用しないスキル、言わば、多くの部署の中の枠組みで企業のフレームワークでやってきているので、外に出た時に順応できないのです。

20代~30代の大企業の社員は先が見えない思いますが

はっきり言っておくと、

「今後の日本企業の未来は明るくはありません。」

コロナを機に、地方への転職を考えている

若者に希望を持ってもらいたいです。

人生は有限の時間です。

あっという間に40歳そして50歳になります。

時間のたつのは速い。ぼっとしていたら

10年なんてあっという間です。

人生を仕事だけに時間を費やすのは

もったいないです。

会社は貴方のことをそれ程考えてはくれません。

どんな仕事であっても、どんなキャリアであっても

変えのきく仕事です。

毎日の満員電車に往復2時間

窮屈な世界に、先の見えない職場、仕事内容、

いき苦しい小さいアパートで孤独感にさいなまれ、

故郷に帰った友人も多い

コロナで仕事を奪われ、

今までの自分は何だったのか、

自分の夢は何だったのか

これまでの仕事は何だったのか

本当に自分がやるべきことは?

自分がやりたいことは?

理想の生き方ってなんだろう?

若者の地方回帰は、人生の豊かさを地方で叶えること

そして高齢者しかいないような地方を活性化し、

日本の経済を地方から活性化する

そんな若者が多く出てきてほしいと思います。

地方で会社を企業した人もいます。

今は営業もZOOMを利用したオンラインで

可能ですし、仕事の納品もネットが繋がっていたら

クラウド経由で納品し、物凄いスピードで仕事が

完結していきます。自分の家の農業を継いだ人もいます。

東京には同じようなスキル、能力を持った人が

たくさんいて、競争に勝ち抜くのが大変だった

若者も、地方ではそのスキルが

重宝されるかもしれません。

また地方だから活かせることができるスキルも

あるでしょう。

地方から東京の若者を呼び込み、システム開発の会社を

立ち上げた人もいます。地方からYouTube、SNSを通して発信している人もいます。

東京の仕事を、地方で完結している若者もいます。

そして何よりも愛する家族が近くにいるということは

人生を豊かにします。週末は海へサーフィンをしに

夏はキャンプでバーベキュー

登山をし、写真を撮る

川で釣りをし、ひたすら時間がながれるのを待つ

都会で家族を持つことも一つの選択肢ですが

東京でのキャリアを夢見て、上京した20代~30代の若者がコロナを機に人生を考え直し、地方に戻り

仕事をすること、この選択肢に今、魅力を感じている人が増えています。

コロナは世界中の多くの人の命を奪っている悲劇性も秘めてますが人々が人生を考えるきっかけを与えてくれているという面では大きな時代の変わり目のように感じています。

コロナ禍においての産業構造の変化と

人々の意識の変化を感じています。




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