ついに決着!?「持家vs賃貸」

こんにちは。平凡サラリーマンのらくさまーです。
平凡だけどちょっとズレたライフスタイルを発信しています。

「仕事」「投資」に続く、第3稿目は「ライフプラン」について。
我が国において長らく懸案事項であった、「持家vs賃貸」問題について、この私が一刀両断、ぐうの音も言わさぬ結論を導き出すことに成功しました。

今回ももったいぶらず、結論から申し上げます。

結論:国民が生活の基盤である住居を定める場合において、いわゆる「持家」又は「賃貸」のいずれかの選択を行おうとするときは、その選択を行おうとする者の居住しようとする地域、職業又は家族構成その他その選択を行おうとする者が現に置かれる社会的又は経済的状況等を勘案し、加えて、それらの将来に渡る見通しも考慮したうえで適切に判断することが望ましい。


・・・何か間違ったことを申し上げましたでしょうか?

これをもって私が、飽くなき「無謬性神話道」を一貫して追い求める超優秀な地方公務員であることが、お判りいただけたかと存じます。

ちなみに、これを一言で言うと、

結論:「人によりまーすww」

となりますね。
※前者と後者、どちらの表現が優秀だと思います?

さて、この問題については、いろいろな論者が様々な角度から意見を述べていますが、絶対的な事実を一つ述べるならば、

「家を買う」=「リスク」である、ということが言えます。

多くの人にとって、家は一生に一度の買い物。一発勝負の取引に失敗すれば、容易に取り返しがつくものではありません。

よって、その人にとって、「リスク」<「便益」ならば家を買い、「リスク」>「便益」であれば買わないという、考え方としてはいたってシンプルな帰結に辿り着くことになろうかと思います。

ですので、ここで「リスク」と「便益」を少し整理してみましょう。

(1)「リスク」

リスクとは、すなわち「流動性リスク」を言います。
金融業界で使われている意味と少し違う部分もありますが、要は家を買ってしまうと身動きが取りづらくなる、という意味です。

具体例を挙げると、

①債務不履行リスク
→当然、住宅ローンを組めば、長期間、決められた金額を返し続けなければなりません。何らかの事情で収入が減ってしまった場合、借金が返せなくなるリスクがあります。
②突発的アクシデントリスク
→災害や欠陥住宅の購入、故障などにより、想定外の出費を余儀なくされる可能性があります。
 また、欠陥住宅は論外としても、長年暮らすと、どこかの何かに必ずガタが来ることでしょう。その場合は、何かしらの「リフォーム」が必要となりますね。
ご近所リスク
→下手をするとこれが一番ヤバいかも。。。近所にストレスフルな人がいると目も当てられません。

(2)便益

次に「便益」を見てみましょう。人はなぜ、家が欲しい、と思うのでしょうかね。
①コスト的便益
→多くの場合、同じ家ならば「賃貸」よりも「購入」の方がトータルコストは低いはずです。(ていうか、この時点で賃貸の方が安ければ、賃貸即決、煩悶無用です。)
②投資的便益
→「持家」を「資産形成」の一つとして見た場合の考え方です。不動産屋さんのセールストークにこれが良く出てくる気がします。
③心理的便益
→安住の地を決めた、という安心感、そして、「俺はこんな場所にこんな家を持っているんだぜ~」という、ステータス。人間にもともと備わっている本能のような気もしますね。

いかがでしょうか。
ざっと、これらの「リスク」と「便益」を挙げただけでも、だいぶスッキリするのではないでしょうか。

ちなみに、私らくさまーは、これらを比較考慮した結果、持ち家(戸建て)を買う、という結論に至りました。その詳細は別稿に譲るとして、今回はここまで。


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