初めて「デザインビアバッシュ」を開催してみた
株式会社ラクスのデザイナー、いけ です。
2022年12月某日、クリエイティブチーム内チャットにメッセージが流れました。
「デザインチームでビアバッシュ開催して欲しい」
「ご推進いただける方はYesボタンを押してください」
あまり詳しいことは記載されておらず、謎に包まれていました。
ビアバッシュといえば主にプログラマがビールを飲みながらLT(ライトニングトーク)などを通して技術のキャッチアップを行いつつコミュニケーションを楽しむもの。
えっ デザインチームでやるの??と思いました。
しかし、好奇心が勝ち、よく分からないけど面白そうだからやってみよう!と思い、まんまと「Yes」のスタンプで応えてしまった私は、やったこともない謎の「デザインビアバッシュ」の実行委員会に入ることになりました。
―――これはまんまと「Yes」スタンプを押した私と同志4人のデザインビアバッシュ開催の物語。どうかお付き合いください。
デザインビアバッシュってなんなの?
集まったメンバーで新年から会議を行いまして、まずデザインビアバッシュって何?という根本的なところから話し合いました。
その時の討論結果は以下の通りです。
はい、特になにも決まりませんでした(笑)
ということで開催にあたって上司に目的・意図などを再度確認しました。
結局「学び」と「交流」が目的だよね!ということを確認できたので、それを踏まえつつクリエイティブチームらしい内容の「デザインビアバッシュ」を検討していくことにしました。
内容を決めていこうじゃないか
決めるといっても、やっぱり経験が無いから雰囲気とか分からないよね~ということで、本家・エンジニアが社内で開催したビアバッシュに参加(潜入)しました(私以外のメンバーが行ってくれました…ごめんなさい )。
潜入して分かったことは、
LT会の内容はレベルが高くテーマ選択も自由度が高い・飛び入りもOK
歓談時間が結構ある(苦手な人にはつらい…)
食べ物は寿司、飲み物はビールを中心にハイボール等
「デザインビアバッシュは、ゲームとかする予定なんですよ」と言ったところ、「ビアバッシュってLT会じゃないんですか?」と言われた...(なんかすみません...)
クリエイティブチームは特に謎の組織としてみられている(もっと頑張ろう...)
本家の風を浴びたメンバーの経験を参考に、早速クリエイティブチームらしい内容を練ってみました。
取り組み1. ビアバッシュの名前を決めよう!
これからも定期的に開催する予定だったので、まずデザインビアバッシュ自体の名前をちゃんと決めるために会議を行いました。
議論は白熱しましたが(迷走?)、分かりやすさとキャッチーさの観点から「金夜(きんや)のデザイン」に決めました。
このあたりはそれぞれのセンスが如実に現れてとても面白かったです。
取り組み2. ビアバッシュのポスターを制作しよう!
クリエイティブチームらしいデザインビアバッシュを表現して「さすが!すごい!」とちやほやされつつ、デザインビアバッシュにも参加してもらおうという作戦です(キリッ)。
実際に作成したポスターはこちらです。私が担当しました(どや)。
舞台は新宿。夜の通称・ドコモタワー(NTTドコモ代々木ビル)や駅前の風景の中に美味しそうなビールが輝いてますが、こちらは私たちラクス社員が働いているマインズタワーを模しています。
しっぽりした雰囲気を出しつつ、ビールの印象を前面に出しながら、どこか楽し気な雰囲気のポスターを制作しました。(苦悩した時間3日、制作自体2時間)
ビール飲みたくなりましたよね?(笑)
これをA3、A2サイズで印刷して、各フロアの目に入りそうな箇所に貼り付けました。
悪い事をしているわけではないのにコソコソと貼っていたのはいい思い出です。(笑)
さらに社内チャットでも大々的に参加者を呼び込み、参加フォームから応募してもらうようにしました。
取り組み3. デザインに絡めたLTとクイズを作ろう!
色々議論しましたが、「学び」はやはり必要な要素でしたのでLTを行うことにしました。
初回は私たち実行委員が盛り上げていかなくては!ということで実行委員会のメンバーでLTは担当することにしました。
実際に行ったLTの内容ですが
今年買ったバレンタインチョコのパッケージの話
Saas企業サイトの料金表ページデザインランキング(担当者独断による)
ビアバッシュポスター制作秘話(私です)
なかなか自由ですよね(笑)しかし、どれもデザインに関する「学び」のエッセンスが入った内容となっています。
さらにLTだけでなくデザインに絡めたクイズも作ることにしました。
これもLTだけでなく面白い内容にしたい!という思いと、クリエイティブチームはやっぱり一味違うな!と思ってもらいたい顕示欲のためです(笑)
取り組み4. 食べ物と飲み物の決定、注文
忘れてはいけないのが、飲み物、食べ物です。
こちらは事前に参加予定者に参加フォームでアンケートを取っていて、個人の飲み物の趣向をヒアリングしていました。
それを元にお酒の数、種類などを計算しつつ注文を取りましたが、やっぱりそこはクリエイティブチームらしく、おしゃれなお酒を多めにしました(見栄)。
食べ物に関しても食べやすくおしゃれな雰囲気に合うものを選びました。
プラスαで懐かしい駄菓子なんかも追加しています(遊び心は大事)。
ここまで、スケジュールが中々タイトでしたが何とか準備を整えることができました。
デザインビアバッシュ「金夜のデザイン」開催!
クリエイティブチームが主催のデザインビアバッシュでしたので、参加者はクリエイティブチームの方がメインとなりました。
しかし、どうせなら他の部署の方ともコミュニケーションを取ってほしいな・・・との思いで、受付で所属別にクジを引いてもらい、うまくテーブルごとにミックスするように調整しました。
普段接点がない方とコミュニケーションが取れるのもビアバッシュでは大事な要素です。
実際の会場風景はこちら!
参加者が多めでしたので、やや会場が狭いかな・・・と思いましたが、そこはデザインとおしゃれの力でなんとかしました(謎)。
クイズはテーブルごとのチーム対抗戦で、景品も準備してましたので割と皆さん真剣... 最後まで楽しんでいただけたようです!
意外と正解者が多く、クイズ制作を担当したメンバーは悔しがってました(笑)
回答時間ぎりぎりまで悩む参加者の皆様
最後は私のポスターデザイン制作秘話についてLTを行って、初めてのデザインビアバッシュは幕を閉じました。
いい感じでほろ酔い状態でしたので、緊張はまったくしませんでした(笑)
そして帰り際に参加者へ「金夜のデザイン」オリジナルステッカーもプレゼントしてダメ押しのクリエイティブチームアピール!
準備~開催まで2か月程でしたが、終わってみればクリエイティブチームらしいデザインビアバッシュができたのでは?と実行委員会側も満足のいく内容となりました!
評価はどうだったのか…?
後日取ったアンケートの結果、参加者からの評価ですが...
ほぼ全員が「とても楽しめた」と回答!(祝)
特にポスター制作やデザインLT、クイズなどのクリエイティブチームらしい取り組みが高評価に結びついたようです。
アピールしたポイントがしっかりと評価に繋がっていたことが分かります。
さいごに
年始から2か月程、手探りで準備に取り組んできたデザインビアバッシュが大成功に終わりました。
大成功の要因は、「クリエイティブチームらしい、デザインにフォーカスを合わせた取り組み・内容であった」ことだといえます。
苦悩の会議の日々は無駄ではなかったのですね...(涙)
今後も反省を活かしながら参加人数を増やす施策を打ったり、内容を変えてみたり、試行錯誤をしながらデザインビアバッシュを開催していきたいと思います。
乞うご期待を!
私たちクリエイティブチームは、積極的にWebデザイナーの採用を行っています。
まずはお気軽に、カジュアル面談やご応募をお待ちしています!