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幸福の青い鳥はどこにいるのか?

心理フラワーカウンセラーでWebライターをやっています。

鳥の声には癒し効果があるそうです。Amazonの鳥の声目覚まし時計が気になっていて、お気に入り登録をしています。

『鳥の鳴き声目覚まし時計』『ダチョウの抗体入りマスク』『黒ニンニクのオリーブオイル』と、、、。

最近、「いいな」と心惹かれたものは、ことごとく手に入らないんです。

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がんばっているのに現実が変わらない時って、あると思います。

バシャールは、そんな時には『起こった現実ではなく自分に目を向けるのだ』といいます。現実が変わっているのかではなく自分が変わっているのか、自分の内側と外側の両方からチェックしないと意味がないからです。

自分に起こった出来事を見るとき、そのことを否定的に捉えずに、肯定的に書き換えてから行動していくようにします。『自分を見つめる→肯定的に書き換える→行動する』の3ステップのうち、ステップ1の自分を見つめるのが一番厄介です。

否定的なままだと行動することは難しいし、否定的なまま行動したとしても、嫌々なので、嫌々やるよりも肯定的に書き換えてから行動した方がいいのです。

今日は朝から小鳥のさえずりに癒されて、心弾んでいました。

小鳥のさえずりを、うるさいと捉えるのか、癒しと捉えるのかで現実は、どう変化するのでしょうか?

私の場合は、一変してしまいました。つい、カッとなって小鳥を悪徳業者のように捉えてしまいました。


【幸せになるしかないエッセイ】では、タイトルと裏テーマーを用意しています。タイトルと裏テーマ両方から、お聞きいただくとより心に入っていきます。

では、幸せになるしかないエッセイ。

■今日のタイトルは、、、「堂々巡りの青い鳥」

■裏テーマは、、、「幸福の青い鳥はどこにいるのか?」

堂々巡りの青い鳥

思いがけず小鳥のさえずりで目を覚まして
ゆっくりと起き上がった。

嬉しい誤算の癒しに、朝から笑みがこぼれる。

鳥のさえずりの癒しは、癒されたい私にとっては、
鳥と自然と一体になれる
ツールのようなものである。

朝からお得感を味わっているうちに、
童話の「青い鳥」が懐かしく思い出されてきた。

幼い頃、瑠璃ビタキという野鳥を見たことがあったので、
青い羽の鳥がいることは知っていた。
たしか、童話の中では
チルチルとミチルは青い鳥を探して各国をまわり、
いくら追いかけても、最後に消えてなくなったり、取り逃したり
というストーリーだったなと少しづつ記憶をたどってみる。

現実の世界では、
逃げたり、追いかけたりを繰り返しても解決しないことが多い。
「青い鳥」を追いかけすぎると「幸せ」も
逃げていくのだと子供ながらに直感的に心得ていた。
  

小鳥が空に羽ばたいている景色を思い描きながら
もしかしたら、青い鳥かもしれないと思い
とっさに青空のような色目のTシャツでベランダに出てみた。

すると、鳥の糞が散乱していた。


鳥の糞は酸性で、ベランダ防水を溶かしてしまう
と聞いたことがある。
「誰がベランダの掃除をするんだ」と目を吊り上げて
ベランダを睨みつけた。

嬉しい小鳥のさえずりは

ベランダに糞をした鳥に変わり、
「嫌がらせのためにわざわざ、家を狙った嫌な奴」

に、頭の中では変貌を遂げていった。

起こった事象は変化していないのに
感情だけは高速で変化していた。

幸福を感じている状態から、トラブル発生と認識され
そして、恐ろしいことに
私は被害者になっていたのだ。

雪だるま式に
かつて自分の中で被害者となった嫌な記憶までも
たぐりよせられてくる。

鳥のさえずりを
心地よいと感じる人、うるさいと感じる人、無関心な人が
いるけれど、心地よいと感じられる人は
幸福を感じとるセンスがある人だと思う。


私のようにその後の展開やちょっとした要因から
オセロの白が全てひっくり返されてしまう人もいるかもしれないけれど
ひっくり返った黒は、事象とは全く別の感情でできているのだ。


ベランダに鳥の糞が散乱していたことには、何の意味もない。

怒りの感情は
掃除が面倒だから、鳥が嫌いだから、糞が苦手だからではなく
嫌な感情と事象を結びつけただけなのだ。
被害者を作り出したのは、ほかでもない自分自身ということだ。

幼い頃に童話から学んだ、追いかける、逃げるを繰り返すと
堂々巡りになるということ。
幸せも怒りもイライラも、それを意味づけしているのは
自分だということを気づかせるために、そのことに気づくまで
堂々巡りをすることになる。

青い鳥の作者の
幸せは身近なところにあるというメッセージは

幸せを自分で意味づけしているだけなのだと
思いがけず、腑に落ちたのだ。


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機能性、デザイン共に素敵すぎる。鳥のさえずりで、世界中が、地球が元気になる日が来るかもしれません。

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