YAMAHA「YS-108」でオーディオブックを聴いたら、とてつもない迫力になった件
こんにちは、「audiobook.jp」note編集部の羽田良久です。
この度、個人でアカウントを作って運営していくことになりました。
先週「audiobook.jp」公式noteで初めて投稿したばかりだったのですが、このようなことになった次第です。
自己紹介は当該エントリをご参考下さい。中身はイケてるクリエイターなどではなく、ただの愉快なおじさんです。
さて、皆さんはオーディオブックをどのように聴いていますか?
と、その前に、オーディオブックについて知らない方がいらっしゃると思うので、ご説明します。
オーディオブックとは、「声で読み上げた本」のこと。朗読形式、ナレーション形式、ラジオドラマ形式など様々。「audiobook.jp」はそのオーディオブックの配信・販売を行うサービスで、ウェブやアプリなどを通してコンテンツを楽しむことができます。名著からベストセラー、さらにはここでしか聞けないトークコンテンツなどもそろっています。
さて、スマートフォンに「audiobook.jp」のアプリを入れて、イヤフォンを通して聴いている。
もしくは家の中に誰もいない場合は、ラジオや音楽代わりにパソコンサイトから内蔵スピーカーで聴いている。
私も、少し前はそうしたオーソドックスな方法で聴いていました。
しかし、これでは私の志向するオルタナティブさに欠ける。
どんな風にしてオーディオブックを聴くか。そこに正解はないはずだ。
故に、どんな風に聴くかの選択肢をたくさん編み出し続けることが大切である。
そのためにはいろいろと実験してみることが求められる。
そのためなら、陸海空どこへでも行って試してみようではないか。
コロナの感染が収まったら。
廉価でも性能がいいサウンドバー「YS-108」
さて、そんな今回の「オルタナ・リスニング実験室」は家の中からお届けします。
ビジネス書のオーディオブックの多くは、真面目で硬派なナレーションが魅力的です。
しかし、テンションが均一だと、どうしても飽きてきてしまうことがあります。
何か心が沸き立つような仕掛けを作ることはできないでしょうか。
と、見つけたのが、テレビにつないでいるYAMAHAのサウンドバー「YAS-108」です。
もともと、スポーツ中継を鑑賞する中で「もっと臨場感を出すにはどうすればいいか」と考えたときに、スピーカーの充実を思いつき、こちらを購入しました。
広がりのある音を楽しめ、テレビのスピーカーでは不足しがちな重低音もカバーしてくれます。サッカー中継を観ていると、サポーターの野太い声援がダイレクトに耳を刺します。
今は20000円前後で購入できるとのこと。満足感が高い買い物です。
Amazonよりこのスピーカー、実はBluetoothを通してスマートフォンの音声を流すこともできます。
となると、オーディオブックもこのスピーカーで流すことができる…!
「これだ、これだよ!」
浮かれポンチ羽田、さっそく試してみました。
そもそも迫力のある『1兆ドルコーチ』を聴いてみる
スマートフォンにYAMAHAスピーカーのアプリ「HT Controller」をインストール。Bluetoothでつなぎます。
アプリを開き、
入力を「BLUETOOTH」にします。
そしてサウンドをいじる。
3Dサラウンドをオン。
バスエクステンションも、もちろんオン。
サブウーファーは+4(低音めっちゃ響く)。
これで「audiobook.jp」アプリを開きます。
聴いてみるのは購入済みの『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの教え』(ダイヤモンド社)。
幣チームのizakiも大絶賛。「まるでビル・キャンベル本人を思い起こさせるナレーション」と言っていたので、これは強い音圧で聴いてみたい!
音量を爆音にして、この空間いっぱいにナレーションを響かせよう!
…と思ったのですが、私はあいにくアパート住まい。
隣の家の方も在宅勤務している可能性があるため、爆音にはせず、
自分ひとりで楽しめる範囲内での音量でオーディオブックを流します。
音量的にどうかなーと思いましたが。
ほうほう、ああ。これ、すごい。全然…いつもと…違うッ!
えっ、オーディオブックが〇〇〇っぽく聞こえる!
なかなかの音圧です。
カツラが飛んでいってしまいそうになるほどの迫力がありました!
ナレーションが立体的に聞こえるため、
とても反響のいい会場でセミナーを聴いているような感じになります。
そして、声の迫力が増して聞こえるためか、高揚感がある。
これだよ!この高揚感だよ!
ライブに飢えてる私が求めていたものは!
迫力のある声ってなぜか納得感を抱いてしまいがちですよね。
まさにあの感じ。和村康市氏のナレーションの広がりがたまらない。
(お前、すごいよ!)
生のセミナーはそのライブ感が魅力的ですが、テンションについていけないときもあります。
その点、オーディオブックは、
「うーん、ちょっと聞く疲れてきたな」というところで一度切って気分転換できる点が良いんですよね。
ちょっと気になったところをメモっておき、切りの良いところで再生を停めて、考えてみる。
さらに、フリートーク中心のラジオコンテンツなんかは
会場で公開録音を聴いているような臨場感が味わえます。
『新刊ラジオ第2部プレミアム』
本好きでオタク志向な30代男性2人が、面白かった本や今考えていることを軽妙に語り合うこの番組、大好きでした。
ぜひ復活してほしいですね。
こだわればキリがないといわれるのがスピーカーの世界です。
より高価で音質の良いスピーカーでオーディオブックを聴いてみたらどうなるか。
また、許される環境の空間なら爆音で聴いてみたらどうなるか(近所迷惑にならないように!)。
「オルタナ・リスニング実験室」
今後もいろいろ実験しがいがありそうです。
ということで、今回はここまで。
昨日、安倍晋三首相により、7都府県に非常事態宣言が発令されました。
どのようにこれから進んでいくのか。
気持ちが塞ぐ一方ですが、気分転換をしつつ、
この環境の中でできる工夫をしながら乗り越えていきましょう。
(audiobook.jp運営チーム・羽田良久)
*音圧の感じ方には個人差があります。
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