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母乳育児で頑張っているママたちへ。

保健師歴18年ですが、近年圧倒的に母乳で育てて見えるママが減ってきています。

母乳育児のメリット

決して、母乳が全てだとは思っていませんが、母乳育児のメリットは大きいです。
もちろん、出ない体質の方もいるので、ミルク育児で全然OKです。
あと、お母さんが薬を飲まなくてはならない事情のある方もいるので、ミルクOKです。

しかしながら今一度、母乳育児をしたいと思っているママのために、メリットもお伝えしておきたいなと思っています。
母乳育児の肩身が逆に狭くなっているので…。
4ヶ月健診で完全母乳のママは、現在たぶん2割いればよい方だと思います。
たった、10年前は、完全ミルクの人が2割くらいだったイメージです。

上記は、世界でもっとも影響力のある医学誌のひとつである「ランセット」が、母乳育児のメリットを書いたという数年前の記事です。

自然なオリゴ糖の素晴らしさ

・母乳に含まれるオリゴ糖などの成分が赤ちゃんの腸内に住むビフィズス菌を増やし、腸内の健康維持に役立つだけでなく、感染症や炎症になるのを防ぐと考えられています。このオリゴ糖のおかげで、肥満者の減少や免疫機能への効果が高まるとされています。この部分、人間の腸内環境の上では、大事だと思っています。

認知能力の発達にも良い影響


・母乳は子供の認知能力の発達にも長期的な効果を及ぼすことがいくつかの研究で示されている。母乳で育てられた子供は、成長し社会に出てから成功しやすく、年収も多い傾向があるとも。
これは、やはり愛着形成がしやすくなり、関係性が深まるのだと思っています。母乳をあげているときの、目の距離感が、ちょうど赤ちゃんの視力の中でも見える位置にママの顔が入ってきたり、スキンシップがとれたり、母の匂いを確認することができたりと、愛着形成に良い環境が自然と作られるのではないかと思います。

母乳育児を頑張っているママへ

ミルクのが時間が空くし、腹持ちがいいからミルクにしようと切り替えるママも少なくないですが、そんな中で母乳育児を頑張っているママたち、本当に毎日、お疲れ様です。
私自身も、一人目の時は軌道に乗るまで4ヶ月弱はかかりました。
理系頭な私は、下記のページで色々と検索しては、母乳のことを勉強していました・笑
助産師さんたちは、色々なお考えがあるので、信頼できるところにご相談された方がいいし、信頼できるページを検索しないと大変なことになります・汗
それこそ、母乳に苦しめられるのは、正確な情報や適切なアドバイスが受けられないからだと思います。

そして、私は1歳2ヶ月頃には、卒乳しました。
二人目は、2週間くらいでは軌道にのり、同じく1歳3ヶ月くらいには卒乳しました。
たった一年、されど一年です。

この子育てのスタートの一年で、母乳育児をしたことに育児として自分頑張ったという自信がつきます。
何度もお伝えしますが、母乳でなかったら、母としての自信がつかないということではありません。

私が、今この記事を発信しているのは、母乳育児に関する情報がどんどん少なくなっているので、母乳育児したいという方の肩身が狭いので、応援してますよー!のメッセージです。
母乳育児で困っていることや、心配なことあれば、コメントくださいね!

どんな子育てをしているママも応援しています🥰


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