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落語ラン vol.16 「品川心中ラン」

黄金餅ランの後は、品川へ(注:この「品川心中ラン」はその前の「黄金餅ラン」に連続して実施したため、記述がやや淡白です…。)。品川というのは東海道の最初の宿場でもあり、落語でも良く出てくる地名です。北の吉原が公娼地であったのに対し、品川新宿は「南」と称してたいそう栄えたようです。
箱根駅伝ファンであれば聞き覚えのある「八ツ山橋」を超えた南の地域が旧東海道の品川新宿でして、一時期はかなり元気が無くなっていましたが、商店街としては今もかなり元気があります。
川島雄三監督の「幕末太陽傳」は居残り佐平次に品川心中やその他の落語の要素をちりばめた面白い映画で、貸本屋の金蔵は小沢昭一さんが演じています。

あらすじ

【品川新宿】の白木屋で板頭(いわゆるナンバーワン)をつとめるお染だが、今年は紋日前だというのに移り替えが出来ず、プライドと周囲の圧力に苦悩して死を考えるようになる。一人で死ぬと、ただお金がなくて死んだと思われるのがしゃくなので、心中ということに。ただ、いざ相手を探すとなかなか良い人がいない。が、結果的に天涯孤独で少しのんびりしている貸本屋の金蔵(神田在住(諸説あり))にたどり着く。早速、金蔵を呼び出し、最大限のサービスで説得すると、金蔵もついに承諾したのだが…。

ランニングコース

八ツ山橋→青物横丁→品川神社

品川新宿

八ツ山橋を超えた旧東海道に今も品川宿の商店街が栄えています。もともと京急線の品川駅は今の北品川駅だったようで、昭和の初めに品川駅乗り入れが完了してから、多少事情が変わったのでしょうね。ただ、今回走ってみると品川宿の雰囲気を残しつつ、小間物屋や仕出し屋、和菓子屋に履物屋さんとなかなか楽しい商店街でありました。また、品川宿にまつわる色々な解説表示も楽しいです。実在した「島崎楼」や「土蔵相模」といった大箱の楼閣がどの辺にあったかは下調べ不足でしたので、また行ってみたいと思います(「土蔵相模」は、桜田門外の変で大老井伊直弼を襲撃する前夜に水戸藩浪士を中心とした面々が宴会を催し、そのまま徹夜で桜田門へ向かった店として有名。今回、跡地を見逃してしまいました…。)。

001)八ツ山橋

002)東海道

003)品川宿マップ

004)案内板

005)案内板

006)案内板

007)案内板

008)品川神社

009)品川神社

010)品川神社

マップ

https://www.mapion.co.jp/m2/route/35.624730198075234,139.73840119293655,16/aid=5c5c4f/

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