本当のはなし

正しく円じゃなくていい？
いびつで良い
端と端がつながる時を待てばいい
きれいな丸を描かないし描けなくていい
遠回りは楽しい
綺麗事は嫌い
優しくしたい人にしか優しくしたくない
それでいい
わがままになること、素直になること、
少しだけ向きが違う
好きな重さで良い
好きな速さで良い
芽は生やせばいい
生やせるなら生やせるだけ生やしておけばいい
生やせなくてもいい
様子を伺いに行く必要もない
波に飲まれればいい
溺れてみたらいい
そこで感じたものが失敗にはならないから、
大丈夫だよ絶対
安心してほしい
上手くいかない事は、
経験できればできるほどお得なんだよ
私の近くに失敗ができない人がいる
器用に何でもこなしてしまう人がいる
それは時にその人を蝕む呪いにもなるから、
失敗できる事は財産だよ
誰かにとって辛いことも
私にとってはプレゼントになったりもする
私にとって辛いことも
誰かにとっては無意味だったりする
人、それぞれ感じるもの
それが全く重なったりはしない
それは綺麗でもなければ残念ではない
似ていても、近くてもそれは
いつでもまったくの別物でしかない
孤独が怖い人が結構いる
私も怖がったことならある
けれど、今は孤独がないと
生きていけないなって思うむしろ
孤独を失うことが怖いと感じている
私にとっての孤独は豊かさだから
誰かにとって損になること
私にとっては栄養だったりする
その違いがたまらなく、美味。
感情が美味しいと感じる
この感覚はきっと共感を呼ばない
でも仕方ないそれでいい
共感には毒がある
「わかる」「そうなんだよね」
私も、共感と言う毒をよく吐く
それが誰かの薬になったりするから
自分に処方するもの
誰かに処方するもの
病院ではいただけない
感情と言う薬があるのはきっと事実
それを適度に美味しくいただく
そんな余裕を作って、生きることが
人間として存在するために
割と重要なこと。
らしいよ