クマのプーさん病理テストやってみた

とりあえずの結果

  • ピグレット(不安症) 93%

  • プー(注意欠陥障害) 80%

  • クリストファー(精神分離症) 77%

  • ティガー(注意欠陥/多動性障害) 73%

  • イーヨー(うつ病) 70%

  • ルー(自閉症) 50%

  • ラビット(強迫神経症)17%

ピグレット(全般性不安障害)
ピグレットは過度に不安になり心配します。非常に多くのことを心配し、自分の心配をコントロールするのが難しいです。常に不安なのでさまざまな状況で不快になります。とても怖いので悪い結果を予想したり、どもることがよくあります。不安により考えすぎたり否定的な思考の循環に囚われます。ピグレットは実際の出来事が必要とする以上に心配します。明白な理由がない場合でも、起こり得る最悪の事態を予想します。自分の心配を忘れることができず間違った決断をすることを恐れるため、決定することができません。彼の不安は恐怖症ではなく一般化した状態です。

”くまのプーさん病理テスト”の結果より

診断してみて

診断してよかったなと思いました。
これが全てではないし、お医者様から診断をもらったわけじゃないですが、自分の事をもう一つ知ることができるいいきっかけになったなと感じます。

割と細かく分析されており、こういった精神疾患は複数併せ持っているものだと理解はしていましたが…。
ラビット以外が50%オーバーとのことで、自分の事ですが笑ってしまいましたw
普通の方は偏ったりするものなのでしょうか?
人によっては100%が出たりするようなのですが、ぎりぎり93%で「あ、まだマシかもしれない???」と言い聞かせています。
(まあそこそこ重症かもしれませんが)

私はピグレット(全般性不安障害)と診断され、とても納得がいきました。

上記診断結果の太文字にしている部分は特に共感した部分で、私はいつだって自分に自信が無く、様々な不安に襲われます。
私がネガティブだからそうなのだと、鬱から立ち直れていないからなのだと考えていましたが、こうして症状名が判明すると「あ、ちゃんとそういう病名があるのか」とほっとします。

もともと私は様々なことを気にしすぎる性格で、必要以上に悪い方向へと物事をとらえて「もしも」に備えて心構えしていた。
でもそれは私の性格のひとつで、ちょっと心配症でネガティブなだけなのだと思って居たかったんだと思う。
私はいつだって「普通」でありたかったし、ひとから「おかしい」と言われることが何よりも怖かった。

これらを踏まえて、自分をもう一度振り返ってみようと思う




全般性不安障害(GAD)について

学校のことや家族・友達のこと、生活上のいろいろなことが気になり、極度に不安や心配になる状態が半年以上続きます。
不安だけでなく、落ち着きがない、疲れやすい、集中できない、イライラする、筋肉が緊張している、眠れないといった症状もみられます。

厚生労働省HP”ストレスとこころ”より

まず不安障害には様々なパターンがあり、その中の一つが「全般性不安障害(GAD)」なんだそうです。
他にはよく耳にする「パニック障害」や「強迫性障害」に「社会不安障害」などがあるそうです。
詳しくはぜひ厚生労働省のHPを参照ください。

それぞれの症状に軽く目を通しましたが、私に当てはまるのは「全般性不安障害」がメイン、「パニック障害」に似た症状が少々おこったりはしますが生活に支障が出るようなレベルではないので今回は全般性不安障害を深掘りしてみることに。




自身を顧みて

「不安障害の四つの中でも比較的、症状が軽そうだな。」

それが私の率直な意見でした。

しかし、私はいつだって学校、家族、友人に対して不信感を抱き最悪の状況を想定しては「そうならないといいな」と祈りながら過ごしていたことを思い出しました。

自身の家庭環境や幼少期を思い返せば「環境の問題だよね」と済ませるかもしれませんが、その症状が今もなお継続して続いているから困りもの。

常に不安で、落ち着きがなく、疲れやすく、集中力もなく、何かしらにいらだっては、夜にすんなり眠れない日がほとんどです。
ですがそれは私にとって日常のように感じるほど、当たり前のモノでした。

確かにしんどいのですが、苦しいのですが、それらの感情は「どうしようもないモノ」でした。

愚痴を吐いても消えることのない不安感、言葉にできない焦燥感、いくら泣いて怒ってお酒に頼っても募る不信感。

いつしか自分にも不安を抱き、自分の事も信じれずにいました。
でもそれは私がメンヘラでかまってちゃんでわがままなだけなんだって思って居ました、いつでも辞めれるんだこんなキャラ。
私はまだ「普通なんだ」と思い込んでいたかったんです。

ここまで書いてやっと、自分は異常だったんだなと再認識。

しかし今回こうして症状名が明確に分かり、腑に落ちたといいますか、すとんと頭も心も理解できたのです。

軽度のADHDだと診断されたときも「ああよかった、そうだから仕方なかったんだよね」と思いつつも何か欠けていて腑に落ちない部分がありました。

様々なサイトを見て全般性不安障害を調べていくと

「毎日の生活の中で漠然とした不安や心配を慢性的に持ち続ける病気。」
「持続的で程度も過剰であり、本人が思うようにコントロールできない。」
「症状が進むと、睡眠や毎日の生活にも障害をきたし、日常生活をこなすことが困難になる。」

あ、これまさに私じゃん。

鬱と呼ぶには軽すぎる不安感に焦燥感、けれどずっと不安が付きまとって駆け巡る思考回路は止まらず、寝ようとするとぞわぞわと不快感が付きまといます。

「あ、私ってGADってやつなんだな」

またひとつ、安心要素が出来た気がしました。




全般性不安障害の原因は?

この症状は原因がはっきりと分かっておらず(精神疾患のほとんどがそうだとは思いますが)、神経質の性格や遺伝的要因、今直面しているストレス状態や自律神経の障害などが発症の原因の一つのようです。

またこの症状はストレスを感じる範囲が広く、自分にかかわりのあるものから、自分とは全くかかわりのない海外での事件や遠くの天災によるニュースなども細かく拾ってしまうようです。

「そんな事いったらみんなそうじゃない?」って思われがちな条件だな、きっと「鬱」や「ADHD」よりも世間からは理解されないし「ちょっと心配性なだけ」「考えすぎ」「神経質なんだね」で済まされてしまいそう。

そういった思考から自分が精神疾患だと気づく人が少ないみたいです。

確かに私も鬱になるまで自分が精神疾患もちだなんて疑いもしませんでしたし、大人になればそういった不安も自然と無くなっていくものだと思って居ました。

しかし、現に私は日々謎の不安感、不信感、恐怖に思考が持っていかれて、時には声を出して発狂してしまったりもします。

本当は疎まれているのではないか、しっかりしないと見捨てられてしまうのではないか、何か作業をするところを見られていると怒られるのではないか、そういった不安感が襲ってくるのです。

家でゴロゴロしていても「今こうしている瞬間にも私以外の人は頑張っているんだ」と考えて何かしなくてはいけない気分になり、何もできない自分が嫌になったりします。

でもどこかでストップがかかるのか、決まって焦るときは無気力も同時に襲ってきます。

きっとこの負のループが私の中で出来上がっていて、私を苦しめているんだなと、やっと気づくことが出来ました。

私の些細なことが不安になる、苦しくなる、自己嫌悪になる、これは私が考えすぎなだけでなく、きちんと症状名があって精神疾患が発症しているんだなと、納得ができてやっと「許された」と感じました。




今後の対策と心がけたいこと

結果として、この症状を治療するには「薬物療法」や「カウンセリング」が中心となってくるようだ。

「こころと体をリラックスさせる・苦手なモノや場所に少しずつ慣れさせていく・極端な考え方のクセを見直す。」

とまあ、少し冷静に考えたらわかるようなことばかりだが、これが疾患を抱えている人間がひとりで出来るなら苦労はしない。

いくらこうして自己分析をし、noteに書いてまとめても、書いているときは何処か他人事で、客観視出来ているのにいざその不安の波が押し寄せたときに私という自我はかっさらわれて深く沈んでいくしか出来ない。

まずは波を抑えるためにお薬で調整していくしかないのだろう、そして波が来ても大丈夫なように防波堤を築くためにカウンセリングをしなくてはいけないのだろう。

このまま、大切な人たちに心配をかけたくないし、負担になりたくない分、いま病院に投資するしかないのだと感じている。

前向きに考えることが何よりも大事で、自分がしんどい思いをしたくないから、苦しいことにも立ち向かっていく必要があるのだろう。

私はずぼらだからすぐ「もう嫌だ、なんで私ばかり」と考えてしまうかもしれない、もっと好きなことにお金をかけたいと考えるかもしれない。

でも何も気にせず過ごせるようになりたいから、少し頑張ってみようかなと思う。

でも、何事も「無理はしない」「人に心配をかけない」「自分を大事にする」この三つをしっかりと守っていきたいと思う。




最後に

今回、遊び感覚でやった診断でしたが、ずっともやもやしていたものの出所がやっとわかり少しほっとした気分です。
全般性不安障害以外の数値も高く、私がこんなに毎日ストレスを抱えるような状況はこの問題だけを解決してもまた別の問題が出てくるのだろうなと感じています。
なのでこれを機に私にどんな問題があるのか深く掘り下げて、原因を探ってみようと思います。

幸いにも私はすでに鬱から立ち直りつつあり、それぞれの症状がそこまで深刻ではなく、向き合うだけの余裕がある。

「病気だから仕方がないんだ」と投げ出さずにむきあっていきたいし、今後のためにしっかり対策しておきたい。

あしゅは鬱、軽度ADHD、自律神経失調症、アダルトチルドレンのほかに、GADの属性を手に入れた。

次回は気が向いたら注意欠陥障害について調べてみます。

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