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海外の楽園

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海外旅行と海外出張で発見した楽園。ヘッダの画像は、セザンヌ旧宅近くから見たサン・ヴィクトワール山。
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世界遺産アルハンブラ宮殿内のホテル「パラドール・デ・グラナダ」

世界遺産アルハンブラ宮殿のエリア内に、イスラム時代宮殿の遺構に作られた修道院跡をそのままホテルにリノベーションしたのが、パラドール・デ・グラナダです。あなたが、アルハンブラ宮殿をじっくり見たいとおもっているならば、この国営ホテルは最高の施設と言えます。なにしろ、メインの宮殿と離宮ヘネラリーフェの中間地点にあり、どちらも10分もかからない徒歩圏にあります。私は、ホテル内のテラスレストランで夕食をとったあとに、夜間見学コースを体験し、翌日も朝一のコースで予約して夜と昼アルハンブラ

世界遺産=平遥の豪商邸宅リノベホテル

上記、前回の記事でも最後にふれたホテルのことを本日は改めてご紹介します。世界遺産の平遥古城の西門からもさほど遠くない場所にあります。西門から西大街を少し東に進み、三筋ほど過ぎて、沙巷街という細い道を南へ50メートルほど行くと…。 左側に。 「一得客栈」この看板をお見過ごしなきよう。そして、看板手前の路地を… ためらうことなく、奥へと進むと突き当りが、フロントになっております。 路地の右側全体と、左側の奥スペースがホテル。左側手前は普通の民家だったので、お間違えなきよう

明清代へタイムトラベル楽園都城。世界遺産=平遥古城!

 ご無沙汰しておりました。夏休みが終わり、少し忙しくなり更新できずにおりました。  さて、ゲームの三国無双や放置少女、謀りの姫ファンのみなさん!あるいは、ドラマ武則天や瓔珞など華流に夢中のみなさん、そうしたゲームやドラマの世界観の城塞都城を中国で体験したければ、間違いなくこの街です。山西省晋中市平遥県=平遥古城。明や清時代の中国都城の雰囲気を唯一残していることから、世界遺産に指定されており、もはや中国有数の観光都市です。昨年夏訪れた時も、中国国内の観光客はもちろん、欧米の観

上野で盛り上がり中!!ロンドン・ナショナル・ギャラリーの「来てない絵画」

今、初来日の名作群が、上野・国立西洋美術館で話題となっているロンドン・ナショナル・ギャラリー。2015年、あるアーティストの欧州ツアーに同行したときに、ロンドンで空き時間に覗いてきました。こんなに早く日本に来るとは思ってなかったので、一時間半でかなり無理なスケジュールで、近代フランス絵画とターナー、スペイン絵画、ダ・ヴィンチあたりを超駆け足で回りました。 美術館正面から振り向くと、トラファルガー広場ごしのビッグベン。 入口部分から気分が高揚しますね。天窓の天然光の使い方が

理想宮という名の、究極の私的楽園・シュヴァルの理想宮@オートリーヴ(フランス)

上記、ボキューズ&ラ・ピラミド体験をしたフランス取材撮影旅行の時、無理矢理行程に組み込んだのが、アイコン写真にあるシュヴァルの理想宮でした。パリから南仏へ国道7号線を旅するという企画だったので、ヴィエンヌからアヴィニヨンへ向かう途中に、7号線からかなり逸れに逸れてやって来たのが、フランスの「へそ」くらいの位置にある田舎町=オートリーヴでした。あの時巻き込んだ取材班のみなさん、完全な公私混同であったことを謝罪致します。 シュヴァルさんは、20世はじめにこの村で生きた郵便配達夫

ブリュッセルの5つ星ホテル=メトロポールは、19世紀末創業。

 2018年夏。ダルムシュタットに一泊したのち、そのまま夏季休暇に突入し、ベルギーの首都=ブリュッセルへ。この行程が、実は私史上最悪の地獄の移動となってしまった。この日はドイツ国鉄始まって以来のシステムクラッシュの日にあたったらしく、フランクフルトにたどり着いた後、そこから出発するはずの列車がキャンセルになり、これに乗れって指示されて乗った列車はケルンへ向かう途中で、何とフランクフルト空港駅に引き返す、みたいな大混乱のダイヤに。本来ブリュッセルに到着しているはずの時間にまだフ

パリ・サンマルタン運河そばにあるパンの楽園=Du Pain et Des Idées(デュ・パン・エ・デジデ)

 5年前、パリでコンサートの仕事があった時に、レピュブリック広場にあるインターコンチネンタル・ホテルに泊まったことがありました。  同じ年の終わりに同時多発テロで被害を受けたライブハウス=バタクランが会場だったので、そこから便利な場所だったからです。あの時は、あんな残酷な事件が起きることなど、全く想像することなく、楽しくサンマルタン運河あたりを朝に散歩したりしました。  パリの中心近くでありながら、運河沿い場所がらか、穏やかで、のんびりした時間が流れていました。  水辺

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アール・ヌーヴォー建築の楽園=マチルダの丘@ダルムシュタット/ドイツ

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ボキューズが修行した店=ヴィエンヌにあるラ・ピラミド。

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"コンクリート建築の父"「ル・ランシーのノートルダム教会(オーギュスト・ペレ,1923)」[建築アルバム]

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パリは春が最高!2~街角で楽しむラリック

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パリは春が最高!デパートで楽しむパリ。

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ギネス好きの楽園=ギネス・ストアハウス。