見出し画像

楽園映画1ガヨとカルマンテスの日々

私の大尊敬するクリエーターの高城剛さんが、ミラーレスカメラ10台、自己資金のみ、全編キューバロケで撮影した新世代の映画「ガヨとカルマンテスの日々」は、Amazonで299円でレンタルできる極上エンタメ。配信サブスク時代の、映画のコスパ、タイパの良さってなんでしょね。見るっきゃないですよ。

映画の本編ですが、特に印象的だったのは冒頭、キューバのおそらくハバナの住宅街を古いアメ車に乗りながら突っ走るシーン。そこから予告にも出てくる爆破シーンに繋がるが、よく自己資金のみでこのようなスペクタクルを演出できたものだと素直に仰け反った。また、お金持ちのパーティに潜入するシーンでは、水中と空中をカメラが自由自在に移動するというあまり見たことのない映像体験が待ってました。どうやって低予算でこの映像を撮ったのか想像するのも楽しいのでオススメ。

この映画を取り上げたのは、映画そのものも素晴らしいけどその制作過程が面白いこと。本人もWIREDのインタビューで語っていますが、ハリウッドの高予算のムービーが世界を席巻する中、撮影機材の低下価格や編集ツールの向上などで、実は個人でも映画を撮れる時代が来ているそう。まさに映画の市民革命。あなたもひょっとしたら映画監督になれるかもよ。土日の娯楽にいかがでしょう。

※当記事は以下のメールマガジンより抜粋したものです。面白いと思ったらこのような記事を週に1度配信している下記のメールマガジンをご登録いただけると大変ありがたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?