楽園の地図light

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“楽園の旅” をテーマに、さくさく読める旅行情報をお届けする歴21年のライターです。楽園に行った気分になれる音楽や映画の紹介も。メルマガ版「楽園の地図」は毎週金曜日に更新。興味のある方はhttps://rakuen.theletter.jp/about からご登録ください。

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楽園マップ9 士林夜市(台北・台湾)

アジア最大、つまり世界最大の夜市はここだ! アジアを旅していると、日本人として思うことがあります。「いやー、アジアっていいよね」と言う時に、「あれ? 日本もアジアなのでは?」とふと思います。そう、日本も地理的にアジアですが、なぜか私たち日本人は、アジアと呼ぶときに自分の国が入ってないような気がするのです。それがなぜなのか、私は考えたところ、ある一つの結論にたどり着きました。アジア各国には夜市(ナイトマーケット)があるけど、日本にはありません。つまり、アジアのアジア的なものと

    • 楽園BOOKS4 ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記 (スプリングフィールド・マサチューセッツ・USA)

      自閉症(アスペルガー)の筆者の実話に、涙が止まらない さあ、ブックカフェを紹介しましたので、そこで読む本をセレクトしましょうか。ヨーロッパから大西洋を渡って米国東海岸、ボストンから少し内陸に入った中規模の都市、スプリングフィールド(「春の野原」みたいな意味の街ですね)で自動車修理工を営んでいた一見変わったアメリカ人、ジョン・エルダー・ロビソンによる「ひとの気持ちが聴こえたら」です。ノンフィクション。 これはコロナ期間でたくさん読書をしていた2022年に出会った本で、その年

      • 楽園映画8 シティ・オブ・ゴッド (リオデジャネイロ・ブラジル)

        暴力とエンターテインメント、サンバとサウダージ 私はわりと中性的なところがあるみたいで、一般的に男が好きな作品というのがたいてい好きじゃないんです。女性が好むような作品の方がどちらかと言えば好き(「食べて、祈って、恋をして」みたいないかにもな女性向け映画も嫌いじゃないっす)。というわけで、暴力を伴う映画とか、痛々しい作品は好きじゃないですね。同様にプロレスとか格闘技も好きじゃありません。スパイ映画とかは好きなんですけど。あれはリアリティよりエンタメなんで。で、この映画。本当

        • 都会のオアシス9 Massolit Books and Café(ブダペスト・ハンガリー)

          静寂とサブカルチャー。個人店主がいるブックカフェ さて静寂のカフェタイムの時間です。ここはハンガリーの首都ブダペスト。私は中央ヨーロッパの諸都市はどれも似ているように感じて、伝統的、コンサバティブな雰囲気で実はそこまで好きではないのですが、ブダペストはとても好きな場所です。ハンガリーというのは旧東欧でかつて共産主義国家でしたので、現在も経済的にはそれほど裕福ではありません。でも、かつてはオーストリア=ハンガリー帝国の一翼を担っていたこともあり、古くから発展した場所でもありま

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        記事

          楽園映画8  スワロウテイル(東京・日本)

          今週は他の映画を紹介しようかなとも思ったんですが、話の流れ上、「円が最も強かった」という前口上で始まるスワロウテイルを紹介します。Amazonプライムで見れます。 1996年。私は15歳。この頃はすでに日本という国は下り坂ではありましたが、円相場は過去形ではなくまだ強かったのです。実は日本の歴史上、最も円が強かったのは1995年4月で、1ドル=84.8円をつけたのが最高値です(いやー、この時に持ち金を全額ドルに変えてたら倍になってましたね!)。当時は円高が輸出に不利というこ

          楽園映画8  スワロウテイル(東京・日本)

          都会のオアシス8 ORIENT turkish arabic restaurant(バルナーブルガリア)

          ブルガリアの夏の首都で食べた人生最高のケバブ 今週の「都会のオアシス」は嗜好を変えてレストランの紹介です。東欧の中でも、私は特にブルガリアのバルナという街が大好きでした。バルナは黒海に面したビーチリゾート地で、夏には首都のソフィアよりも人が賑わうという意味で、ブルガリアの夏の首都という肩書きを持ちます。 そんなバルナとブルガリアですが、当時嵐さんと長旅をしていた私は、長く続くルーマニア料理やブルガリア料理に辟易していました。ルーマニア料理もブルガリア料理も悪くはないのです

          都会のオアシス8 ORIENT turkish arabic restaurant(バルナーブルガリア)

          楽園マップ8 海雲台(ヘウンデ)/プサン・韓国

          2時間半の満ち足りた異国で、自分に向き合おう 世はK-POPブーム。週末にソウルに旅する人も飛躍的に増えました。ですが、私が韓国でおすすめしたい街はプサンです。ソウルに比べたらメジャーな観光地ではありませんが、韓国第2の都市で港湾の街、行ってみれば韓国における大阪みたいな街です。でも、大阪ほど大きな街ではありません。歩いた印象では、福岡より少し大きく、名古屋より少し小さいぐらいかと思いました。 でも、街は起伏がある港町で、綺麗なビーチと美味しい海鮮料理、どこまでもつづくよ

          楽園マップ8 海雲台(ヘウンデ)/プサン・韓国

          都会のオアシス7 Patom Organic Living/バンコク・タイ

          タイの代表的スイーツ、カノムタゴとタイ産コーヒー 私の海外渡航経験はアジアが多いので、話題がアジア中心になることをお許しください。さて、そんなアジアでも伝家の宝刀、旅人なら愛さずにはいられないバックパッカーの首都という呼び声も高い、東南アジア屈指の大都会バンコクのオアシスをお届けします。私はバンコクのカフェは、東京の次ぐらいに詳しいかもしれません。それぐらい様々な場所に行きました。コロナ明けに行ったバンコクで最も印象的だったのは、大麻(マリファナ)が解禁されたので、至る所に

          都会のオアシス7 Patom Organic Living/バンコク・タイ

          楽園BGM5 プラスティック・ラブ/竹内まりやと、今さら聞けないシティポップ史(東京・日本)

          今さら聞けないシティポップのイロハ、5分で解説します せっかくなら今回は全アジアで行きましょう。さて日本の音楽として現在世界的にゆるいブームとなっているのはCity Pop(シティ・ポップ)でしょう。確かにシティ・ポップという名前は聴いたことあるけど、それは具体的には何なの? とお思いの方も多いでしょう。でも、海外を渡り歩く日本人である読者にとって、シティ・ポップについてぐらいは曖昧ではなくちゃんと知っておきましょう。まず、シティポップの定義を話せば、70年代〜80年代に作

          楽園BGM5 プラスティック・ラブ/竹内まりやと、今さら聞けないシティポップ史(東京・日本)

          楽園映画7 歌声にのった少年(ガザ地区/パレスチナ)

          私は特派員ではないので、戦争があるからと言っていろんな場所に出向くことはできません。旅行ができなくなれば、それまでです。でも、各国の映画を見るのが趣味なので、ガザ地区で戦争と聞けば「ああ、あの映画の舞台だった場所か」と思い出すことができます。そしてそれは日本にいるあなたにもできることです。ニュースを見てその地域が理解できなければ、映画を見ることです。映画は大抵、その地域の苦悩とか、生きづらさが生々しく表現されていて、まったく想像もつかないような世界を少し身近にしてくれます。

          楽園映画7 歌声にのった少年(ガザ地区/パレスチナ)

          楽園映画6 エターナル 奇蹟の出会い(モスクワ・ロシア)

          キーウ生まれのロシア人、ミラ・ジョヴォヴィッチの心を思う 一瞬先はわからない。ロシアはアジア人から見れば違いがよくわからない人種のウクライナ人と戦争を始めましたし、永遠に続くと思われたナゴルノ・カラバフの紛争は突然アゼルバイジャンの勝利で決着しましたし、イスラエルとハマスは戦争中であの美しいイスラエルに入国することすら難しい情勢になっています。 ロシアが戦争を仕掛けて世界から非難を受けてからというもの、ミラ・ジョボビッチはこの状況をどう見ているんだろうと思わざるを得ません

          楽園映画6 エターナル 奇蹟の出会い(モスクワ・ロシア)

          楽園BOOKS3 明け方の若者たち/カツセマサヒコ(東京・日本)

          今回は東京を舞台にした小説を紹介します。カツセマサヒコの小説、「明け方の若者たち」は、東京で夢を追いかける若者たちの青春小説です。 いつの世の中も青春小説は特に若者に必要とされています。しかし、日本から若者が少なくなっているのか最近は目立った青春小説は少なくなったように思います。そんな中、1986年生まれ、2021年12月の出版当時はまだ35歳の若い作家による青春小説は、今の感性で作られたフレッシュな青春小説であります。 カツセマサヒコさんには他に「夜行秘密」という新作も

          楽園BOOKS3 明け方の若者たち/カツセマサヒコ(東京・日本)

          都会のオアシス6 Gran Caffè La Caffettiera(ローマ・イタリア)

          お酒を飲めない人でもバーデビューできる場所 私はお酒が飲めません。だからか、バーでカッコよくお酒を飲むことに憧れていました。もちろん私も、この歳になるまで手をこまねいていたわけではありません。若い頃は誰よりも早く飲酒にチャレンジし、すぐに酔い潰れて吐いては、いつか強くなるのかもしれないと思っていました。ですが、残念ながら酒が飲める人、飲めない人は遺伝子で決まっており、残念ながらアルコールの消化酵素を持たない私は、ついにアルコールを飲むことは叶いませんでした。 しかし、そん

          都会のオアシス6 Gran Caffè La Caffettiera(ローマ・イタリア)

          楽園マップ7 ウブド(バリ島・インドネシア)

          1万7000分の1の奇跡の島、の奇跡の場所バリ島と言えば、行ったことはなくても聞いたことがない人はいないぐらいの、メジャーなインドネシアの観光地ですよね。ところで、赤道直下の熱帯インドネシアにはなんと1万7000の島があると言われています。この数は当然世界一。さてここで皆さんに問題です。あなたはこの1万7000の島のうち、何個言えますか? 首都のジャカルタがあり、最大の人口を抱えるジャワ島、シンガポールやマレーシアからほど近いスマトラ島、近い将来首都が移転する噂のあるカリマ

          楽園マップ7 ウブド(バリ島・インドネシア)

          言ってみればタイの地獄めぐりお遍路ムービー プアン/友だちと呼ばせて(パタヤ他・タイ) (楽園映画5)

          言ってみればタイの地獄めぐりお遍路ムービーです 好評の映画紹介コーナー。今日はタイの映画「プアン/友だちと呼ばせて」。タイは経済的には発展途上国に類しますが、映画においても発展途上です。2010年ごろまでは、世界的な水準からすると少し弱い映画を作っていました。でも、ここ数年のタイ映画は、確実に前年を上回るような大作が出てきていて、この勢いなら確実に次なる映画大国になると予言しておきます。「すれ違いのダイアリーズ」「ホームステイ ボクと僕の100日間」「バッド・ジーニアス」こ

          言ってみればタイの地獄めぐりお遍路ムービー プアン/友だちと呼ばせて(パタヤ他・タイ) (楽園映画5)

          楽園マップ6 バンタカフェ(読谷・沖縄・日本)

          海を見ながら、というよりも海そのものカフェ  今日は私の現在の住処でもある沖縄本島より、とっておきのカフェをご紹介。 沖縄本島は本当に素晴らしい島で、観光にも居住にもおすすめできる数少ない場所です。美しい海を目指すなら、宮古島や、石垣から船で行ける竹富島なんか素晴らしいです。それでも沖縄本島の海も相変わらず綺麗ですし、離島に行きたくなれば那覇から50分でケラマ諸島に行けます。 沖縄本島は大きく分けると、北部・中部・南部に3分割できます。南部は県庁や空港のある那覇を中心と

          楽園マップ6 バンタカフェ(読谷・沖縄・日本)