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変身と観察

子どもの憧れ「変身!」と聞いて何を思い出す?
仮面ライダー?
プリキュア?
蝶々?
私はクリーミーマミが好きだったな〜😊
(世代がバレる・・・)

変身したことある人?
「え・・・ないよ、そんなの・・・。」
ごもっともです😊

でも人間も成長という名の変化をしますよね。
第1次成長、第2次成長とか。
身体的な変化だけでなく、もちろん心も成長します。

これは、私が感じた娘の成長という名の変身とその観察から感じたこと。

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元々、娘は運動神経抜群で、とても活発な子でした。
公園に連れて行けば、帰るのが大変な幼児期。
帰りたくない〜!とグーパンチ食らったこともあった〜😂

そんな彼女の変身その1

3年生のある日。
学校や友達やらお勉強やらのストレスMAXになった彼女。
面倒。
疲れた。
運動だるい。
汗かきたくない。
本当は、運動好きじゃない。
と言い出しました。

親としては「え〜!?聞いてないよ〜〜!」
まるで別人へ変身したのです。

続いて変身その2

中学生になった娘さん。
学校へ行かないの間にエネルギーを貯めたのか
急にやる気を見せ始めました。
毎日起きて学校へ行くということが
急にできるようになったのです。

親としては自分で行くのだから嬉しいのですが
「本当に〜〜?無理してない?」
という気持ちもあります。

さてこの2つの変身。
変身1は、青天の霹靂。本当にびっくり!だったの対し、
変身2は、な〜んとなく予測はできていました。

その違いは何か?
それは、私が観察をできていたか否か、だと思うのです。

娘は運動神経の良い子であると同時に、とても優しい子であった。
今思うと、優しい子である娘をそんなに見ていなかったと思います。
なんとなくこう感じているんじゃないか?と、
私の主観を入れて娘を理解していたという感じです。
本当の娘を見ていなかった。
でも、当時の自分は、ちゃんと子育てしてるという自負があった。

一方、変身2の前の私の娘への見方。
私の主観は通用しないということを思い知ったので
主観を外して、まるで植物を観察するかのような気分でした。
へ〜、運動嫌いなんだ。
へ〜、好き嫌いいっぱいあるんだ。
でもなんか、元気になってきたね〜、て感じ。
子育てをしてる気はあんまりなかったけど、
娘を見ているという自負はありました。

この植物観察的な視点。
これを獲得するのに時間がかかった〜。

子どもを植物だなんて、て思われる方もいるかもしれませんが、
子どもも自然の一部。
観察すると、本当の子どもがわかる。
それを理解すると、子どもも喜ぶ。

変身はあってもOK。人間だもの。
仮面ライダーだっていい、プリキュアだっていい。
蝶になったとしても、蛹に戻ったっていい。
その変身、しっかり観察して気づいていたら
そしてそれを受け入れてあげられたら、とてもいいと思うのです。

主観から客観へ観察眼を養う、楽読スクールやってます。






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